ドラミのタコスパーティー\カルディで見つけた思い出のコーントルティーヤ
ドラ吉:ドラミちゃん、お願いがあるっす!
ドラミ:どうしたの、ドラ吉くん?
ドラ吉:オレ、高校生の頃に、先輩のドラマーがやってたメキシコ料理店で食べたタコスが懐かしくて…。
市販のタコスは、皮がふにゃふにゃ〜か、バリバリに揚げてあるものしかないんすよ。
香ばしくカリッと焼き上げた思い出のタコスを再現してほしいっす!
ドラミ:そっかー、市販のトルティーヤじゃ満足できないのね…。
ドラ吉:そうなんすよ。なぜなんすかねー?
ドラミ:それはたぶん小麦のトルティーヤだからかな…。
伝統的なトルティーヤは、すりつぶしたトウモロコシの粉で作るのよ。
でも、現在では小麦が普及したから、小麦粉を使ったトルティーヤが、多く見られるの。安いしねー。
トウモロコシで作ったものを「コーントルティーヤ」、小麦粉で作ったものを「フラワートルティーヤ」と呼ぶのよ。
ドラ吉:なるほど!そういうことなんすねー。
ところで、そもそもタコスってどこ料理っすか?
ドラミ:タコスは、メキシコの伝統料理でーす!
主食クラスよ!
ドラ吉:もしもできることならば、コーントルティーヤで、思い出の味を再現してほしいっす!
ドラミ:まかせて!材料がそろったら連絡するわー!
数日後、ドラミから電話がかかる
ドラミ:ドラ吉くん、めっけた!
ドラ吉:どうしたんすか?
ドラミ:カルディでコーントルティーヤを見つけたのよ!
これでドラ吉くんの思い出のタコスが作れるわ!
ドラ吉:マジっすか!
さすがドラミちゃん、たよりになるっすー!
ドラミ:じゃー!さっそくみんなを呼んで、タコスパーティーをしましょう!
ドラミのキッチンにて
ドラミ:みんな、ひさしぶり〜!
夏バテは解消したかしら?
今日はドラ吉くんの思い出のタコスを再現するの!
それも、ベイクド・コーントルティーヤでーす!
ドラオ:わー!楽しみ~。
ボクはグルテンフリー信者だから、コーンのトルティーヤはうれしいです。
ドラヨ:タコスって蛸酢(たこす)だと思ってたぜ。
ドラ吉:ドラヨさん…百人中百人が、そうボケるっすよ!(笑)
相変わらずの天然定番ボケ野郎っすねー!(大笑)
ドラヨ:ああ?そうか、そうなのか。それ以上笑うとデコピンすっぞ(照れながら)
ドラミ:はいはい、それじゃあ、今回の具材を紹介するわね。
全部で5つあるの。
タコミート:スパイスで味付けしたひき肉よ。
ワカモレ:アボカドをつぶして作るディップ。
サルサ:トマトや玉ねぎ、香菜を混ぜたソース。
コーン:甘くて美味しいトウモロコシを使ったの。
キャベツ:レタスもありだけど、最近お高いから今回はキャベツ。
シャキシャキの食感がアクセントになるわ。
ドラオ:美味しそうですね~。作り方、教えてー?
ドラミ:もちろんよ!じゃあ、まずタコミートから説明するわね。
ドラ吉:待ってました!
ドラミ:ひき肉をフライパンで炒めて、クミンやチリパウダーなどのスパイスで味付けするの。
ドラオくん、スパイスを入れすぎないように気をつけてねー。
ドラオ:了解~。ボク、辛いのは苦手なんですけど、大丈夫ですか~?
ドラヨ:おいおい、辛いの苦手でタコス食べるのかよ!(笑)
ドラミ:大丈夫よ、スパイスの量は調節できるから。
ドラオ:それなら安心ですね~。
ドラミ:次にワカモレだけど、アボカドをつぶして、レモン汁、クミンパウダー、塩で味を整えるの。
ドラ吉:アボカドって、森のバターって言われてるんすよね?
ドラヨ:ドラ吉、お前が言うとなんか怪しいな。嘘ぶっこいてんじゃねーぞ!
ドラ吉:いやいや、本当っすー!(笑)
ドラミ:サルサは、刻んだトマト、玉ねぎ、香菜を混ぜて、レモン汁、タバスコと塩で味付けするの。
ドラヨさん、香菜は大丈夫?
ドラヨ:香菜って何だよ?
ドラミ:パクチーのことよ。
ドラヨ:あー亀虫か…。うーん、ちょっと苦手かもだぜ。
ドラ吉:じゃあ、今回はパクチー抜きでー!
ドラミ:そうね。次はコーンだけど、レンチンしたトウモロコシを粒状に削いでおっけー!
ドラオ:へー!そうやって削ぐとツブツブになるんだ~。
ボク、コーン大好きー!ち、ちょっと食べていい?
ドラヨ:おいおい、つまみ食いで食材なくなるじゃん!(笑)
ドラミ:最後にキャベツは細切りにして、そのまま使うの。
シャキシャキして美味しいわ。
ドラ吉:ドラミちゃん、本当にありがとう!これで完璧っす!
みんなでタコスを作り始める
ドラオ:具材を全部乗せて包むんですよね~。
ドラミ:そうよ。でも欲張りすぎると包めなくなるから気をつけてね。
ドラオ:わかりました~。
(ドラオが具材を山盛りに乗せて、トルティーヤが破ける)
ドラヨ:だから言ったじゃん!(笑)
ドラ吉:ドラオさん、食いしん坊っすねー。
でもタコスって、こぼしながら食べるのが正式なマナーだ!って先輩が言ってましたよー!
(その時、ドラオのタコスから具材がポロリと落ちる)
ドラヨ:おいおい、また落としてんじゃん!(笑)
ドラミ:もう、ドラオくんったら。
じゃあ、次はタコスじゃなくてブリトーにしてみる?
ドラオ:ブリトーですか~?
ドラミ「そう、トルティーヤを大きくして、もっと具材を包めるようにするの。
ドラオ:それは素晴らしいです~!ぜひお願いします!
ドラ吉:じゃあ、次回はブリトーパーティーっすね!
ドラヨ:いいじゃん、楽しみだぜ!
ドラミ:決まりね!次はみんなでブリトーを作りましょう!
こうしてドラオたちのタコスパーティーは、笑いと美味しさで満ち溢れました。
ドラミちゃんがカルディで見つけたコーントルティーヤのおかげで、ドラ吉の思い出の味が見事に再現されました。
次回のカルディツアーとブリトーパーティーが待ち遠しい4人です。
ドラミ:材料、紹介するね!