変わることも変わらないことも。
変化とか変容って言葉。
実にわかりやすくて、相手にとっても
自分にとっても、てっとり早い都合の
いい口実や方法のひとつなんやろうな
って感じる瞬間があります。
この植物🌿の名前はわかりませんが、
北海道の東側( 道東 )にある『 雌阿寒岳 』
へ登る途中の森の中で出逢いました。
ちょうど、この部分にだけ一筋の光が
差し込んでいて、思わず立ち止まって
眺めたのを今も鮮明に覚えています。
あれから1年8ヵ月。
この植物🌿は随分と成長したかも
しれませんし、枯れて再び土へと
かえってる最中なのかもしれません。
このことは、わたしの中での思い出や
空想であって誰も知る由のないこと。
それでいいんやろうなって。
誰かにわかって欲しくて、、、
自分の立ち位置、居場所を確かめたくて
変化を求めてた頃、自分の心のペースと
は裏腹に、がしがしと生き急ぐ日々に
ある日、終わりが来ました。
マラソンのゴールテープを切ったあと、
自分の走りを振り返りながら息を整え、
ひとり静かにクールダウンへと入って
いくような。
自分らしさ。
マイペースな自分。
丁寧さ、繊細さ、ゆらぎといった
柔らかい中にも、研ぎ澄まされた
洗練さみたいなものが波紋のように
自分の中へ広がっていきました。
待つ、立ち止まる、答えを求めない。
ひとり静かに心を整えれば整えるほど、
見たことのない世界や繋がりが広がり
を見せていく。
無の境地。
しばらくはこんなペースで、好きなこと
してのんびり過ごして行くっぽいです。