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Developers Summit 2022 Hello, New Decade!に登壇しました #devsumi #devsumiD
20回目のデブサミ
年に一度の(夏サミを入れると年に二回)エンジニアの祭典Developers Summit(以下、デブサミ)。20回目という節目にふさわしく、デブサミでお見かけするのはずいぶん久しぶりになるレジェンドな方から今をときめくフレッシュな方までバラエティに富んだラインナップです。
そんな素晴らしいイベントに、ありがたいことに公募枠で登壇させてもらいました。
そして、なんともありがたいことに大勢の方からご参加いただき、満員御礼での開催となりました!デブサミに登壇できるというだけでも嬉しいのに、たくさんの方に興味を持っていただき、開催前からいきいきしてました。
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実は冬サミ初登壇
以前、市谷さん新井さんと一緒に夏サミへ登壇したことはありました。
今回は、初めて冬サミに登壇することになります。しかも夏サミのときとは違い、自分ひとり。登壇の時間が近づいてくると緊張が高まり・・・寿司しか喉をとおらないようになってしまいました。
登壇を控え、緊張して寿司しか喉を通らない状況になってきた pic.twitter.com/rqETWhNq4l
— いきいきいくお/ いちやさアジャイル (@dora_e_m) February 17, 2022
オンラインでもいきいきできる!
いよいよ本番。まず感想からいってしまうと、めちゃくちゃ楽しかったです。
オンラインだからこそできることとして、チャットにもらったコメントを拾いながら双方向に場をつくる、という点が今回のこだわりポイントでしたが、その狙いは個人的にはうまくいったと感じています。目の前にあるのはカメラだけど、目の前にみなさんがいるような、そんな一体感を感じることができました。
また、講演中に「あじゃてく」でのゆのんさんの講演を引用したところ、あじゃてくオーガナイザーのあやなるさんが即座にチャットにリンクを貼ってくれたり、ついでに私の講演動画も貼ってくれたりと、画面の向こうで援護射撃をしてくれるみなさんの存在がとても心強かったです。
便乗して小田中さんのあじゃてくの動画貼っておきます。#devsumi #AgileTechEXPO #あじゃてく https://t.co/cBaWVFTTqg
— あやなる@学びの場コーディネーター (@rtechconf_ayana) February 17, 2022
質問やコメントもたくさんいただきました。印象的だったのは「組織の階層が多くなると伝言ゲームになって上と下でずれるのでは?」という問いで、これは確かに大きい組織ほど発生しそうな課題だと思いました。私の回答としては、勇気を持って上と下で直接コミュニケーションしてしまうこと。案外、中間をすっとばしてトップ層と現場層で話すと、同じ方向を向いてたりするものなのです。
Twitterでもたくさんコメントいただいてまして、それはこちらのTogetterにまとめられています。よかったらご覧ください。
いちばん伝えたかったこと
今回の講演でいちばん伝えたかったメッセージ。
組織の目線では、エンジニアがいきいきできる組織づくりをしていきましょう、ということ。
そして個人の目線では、10年後もいきいきするために、自分がいきいきする瞬間を自分でみつけていこう、ということ。
一番といいながらふたつありますが、組織からのアプローチ、個人からのアプローチ、両方あっての「いきいき」だと私はおもうのです。
ひとつの組織に属さなくてもいい時代に、それでも属し続けたい組織をつくる。いま、私が大切にしていることですが、ここに辿り着くまでにはいろんな経験、失敗、寄り道がありました。だから、みんななんでもやってみればいいんです。そして組織の側は、そんななんでもできる環境をつくらなきゃ、なんです。
当日のデブサミのチャットを通して、そのメッセージはしっかりと伝わったという手応えを感じました。本当に、参加いただいたみなさんありがとうございました。そして、登壇の機会をくださったみなさん、当日の登壇をサポートいただいたみなさんも、本当にありがとうございました。
10年後も、いきいきとエンジニアリングしていられることを願って!