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アジャイルチームによる目標づくりガイドブック発売日にイベント登壇してきました

目標づくりに関する本を出版しました

2024/07/22に、翔泳社より「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック」が出版されました。

不定期で本書についてnoteで発信していき、どういった背景、プロセスで本書が執筆されたのかを紹介します。このnoteを通して、さらに本書に興味を持ってくれる人が増えたらうれしいなーと思っています。一連の投稿は下記マガジンにまとめていきます。

今回は、発売日当日にForkwellさん主催で開催された勉強会について紹介します。

Forkwell Library

著者・訳者・実践者らを登壇者として招き、「学びのきっかけ」を得られる勉強会「Forkwell Library」。その記念すべき60回目において、「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック」を紹介する機会をいただきました。

めちゃくちゃタイミングよく、書籍の発売日にイベント開催ということで、月曜夜にもかかわらず本当に多くの方にご参加いただきました。感謝!

参加者人数のスクリーンショット。
最終的な参加者数は285人

「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック OKRを機能させ成果に繋げるためのアプローチ」のOKR

イベントでは、本書執筆の背景、本書の特徴、ダイジェストでの内容紹介を行いました。そのあと休憩を挟んで質疑に回答していきました。

僕は、この本をきっかけに目標づくりを前向きに捉え、チャレンジしていく現場がどんどん増えていくといいな、と願っています。どうなってたらうれしいかな?というのを考え、この本のOKRを設定しました。

	O1 ワクワクする目標をめざしていきいきと前進できる現場がマジョリティになる
	KR 1-1 発売初年度で1万部を突破する
	KR 1-2 発売1年以内にAmazonレビュー数100件を突破する
	KR 1-3 発売初年度‐次年度で技術書大賞を獲得する
	KR 1-4 発行後1ヶ月以内に重版がかかる 
	O2 OKRについての情報共有がアジャイル開発くらい活発に行われるようになる
	KR 2-1 発売1年以内にOKRを主題としたエンジニア主体の勉強会が6件以上開催される
	KR 2-2 OKRの情報交換を目的としたコミュニティが立ち上がる
この本のOKR。チャレンジング。

ちょっと脱線:ワクワクは人によって異なる

さきほどの、この本のOKR、みなさんはワクワクしたでしょうか?筆者である私自身や、編集者の方にとってはワクワクするものになっています。けれども、みなさんにとっては書籍の発行部数だったりレビュー数だったりといったものは、ワクワクする指標じゃないかもしれません。

ワクワクは人によって異なります。チーム外からは、なぜそれでワクワクしているのかわからないこともあります。逆に、一般的にはワクワクしそうな目標を掲げているけれども、実はそこにいる人たちがワクワクしていないということだってあります。

だからこそ、自分たちが何にワクワクするかを見極め、自分たちに期待されていることとかけあわせ、個人にとっても組織にとってもうれしいワクワク目標を作っていくことが大切なのです。

トラブルの中で生まれた連帯

このイベントは、私のネットワーク環境によるものなのか、音声・映像が途切れるという問題が断続的に発生し、残念ながらイベント中に改善することはありませんでした。(過去、Zoomを使用した配信ではこういった事象が発生したことはないので、ツールの相性によるもの、もしくは一時的なネットワークの不調に起因していたと思われます)

Xで「音声が聞こえない」とアラートを上げてくれた参加者の方、もろもろの調整を試みてくれた下岡さん、そして最終的には改善しなかったのだけれど、「これでいこう!」ということに合意し、聞きづらい状態の中最後までお付き合いいただいたみなさん。

期せずして「このイベントを完走し、ワクワクする目標についてみんなで理解を深める」というゴールに対しての連帯が生まれ、本当にありがたい限りでした…!!

芯を食った質問たち

最後のQ&Aセッションでは、目標づくりに対するリアルで深い質問が多数寄せられました。時間内に回答できなかったものはXで回答しているので、ぜひそちらをご確認ください!

目標設定は好きですか?

というわけで、トラブルはあったものの無事に完走することができたForkwell Libraryのイベントでした。ご参加いただいたみなさん、運営のみなさん、本当にありがとうございました!

いよいよ発売された「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック」、なにとぞよろしくおねがいします!


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