Scrum Fest Kanagawa 2024- 春の陣 -のKeynote Speakerになりました
はじめに
これはRegional Scrum Gathering Tokyo & Scrum Fest Advent Calendar 2023 21日目の記事です。
本Advent Calendarでは、すでに12/10に記事を投稿していました。ですが先日スクラムフェス神奈川でキーノート登壇することが決まったこともあり、そのことについて改めて書くことにしました。
スクラムフェス神奈川
スクラムフェス神奈川はスクラムフェス大阪2023での神奈川トラック開催をきっかけとして立ち上がったイベントです。
地方スクラムフェスの存在意義
ここ数年は日本全国でスクラムフェスが開催されるようになってきました。
人口密度の高い都市部に限らず学びの場が得られるというのは地方出身者としては素晴らしいことだなと思います。
一方でこれだけ各地で開催されていると、私個人としてはその地方で開催される意義がどれほどあるのかというのが気になるようになってきました。
その地方のアジャイル実践者が集う。
その地方ならではのカラーが色濃く打ち出されている。
なんならオンラインで日本全国どこからでも参加できてしまう昨今、その地方の名前を関するのであればそういった「ならでは」の要素が欲しいなと思っています。(これもたぶん自分が地方出身者だというのが考え方に影響していて、地方は東京の縮小再生産じゃないぞ!という気持ちがそう思わせているんだとおもいます)
なぜ神奈川?
その中でのスクラムフェス神奈川。ご存知のとおり東京に隣接した立地で、RSGTやDevOpsDays Tokyoなど東京で開催されるイベントに参加することが難しくないエリアです。
なので、キーノート登壇依頼をいただいたとき、ストレートに「神奈川の意義ってなんですか?」と質問しました。すると、発起人であるジャスティスさんからは以下の答えが返ってきました。
人が集いやすい、ギャザリングしやすい土地である神奈川。人が集まるがゆえにコラボレーションの起点になりうる神奈川。これがジャスティスさんの口から出てきたとき、これはぜひともキーノートを引き受けたい。ギャザリングを巻き起こす台風の目になりたい。そう思いました。
キーノートで何を話すか
Scrum Fest Kanagawa 2024 - 春の陣 -は合宿型のイベントです。
『参加者がオフラインで同じ場所に集まり、密度の濃いコミュニケーションを取ることで、共に歩む仲間とつながる』
を目的としたこのイベントで、何を話すか。
私はアジャイルコミュニティに育ててもらった人間です。DevLOVEで学び、XP祭りで初めてプロポーザルを出し、RSGTで人と出会い・・・。
いまの職場で共に働く人達も、コミュニティで出会った人たちだったりします。アジャイルを実践し、コミュニティに参加していなければ私の人生はまた全然別の道を辿っていたことでしょう。
コミュニティで人と人が起こす相互作用。その相互作用をいかに現場に持ち帰るか。現場の学びをいかにコミュニティに持ち込むか。その連鎖の中で生まれる学び。コミュニティで密度の濃いコミュニケーションを取ることで、どのように世界を変えていけるのか。そういう話をしたいとおもっています。
余談
キーノートを依頼していただいたときのスライド、表紙の時点で最高でした。