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デリゲーションボードの更新と自己肯定感
デリゲーションポーカー
ある仕事の権限の持ち方について管理者とメンバーで認識合わせするのに有用なデリゲーションポーカー。
10月にEMとして転職し、もともとそのチームでEMをやっていた方(ゆのんさん)とデリゲーションポーカーを実施しました。そしてその結果をデリゲーションボードとしてTrello上に残し、運用しています。
はじめてのデリゲーションポーカー
はじめてデリゲーションポーカーをやったのは入社から数週間経った頃。会社のオンボーディングプロセスが一段落し、私が仕事に慣れ始めたタイミングで実施してくれました。
初回のデリゲーションポーカーで感じた一番のメリットは、自分への将来に渡った期待が明らかになること。マネージャーのような職種は期待が曖昧になりがちで「まずはお手並み拝見」となりがちですが、デリゲーションポーカーで列挙されている項目から期待が明確になり、自分がどう行動していくとよいか指針が得られました。
こまめなアップデート
初回のデリゲーションポーカーを終えてから、ちょくちょく項目を追加して実施しました。これは新たに生まれた期待が可視化されるという点で良い取り組みでした。
二回目のオールアップデート
そして先日、入社から2ヶ月ほど経過したタイミングで第二回目をやりました。追加もありましたが、以前合意した内容のアップデートがメイン。
フタを開けると、かなりの数の権限を7番目、「委譲」にもっていくことができました。これはデリゲーション元からの期待に応えられているということを明確に示すものであり、ボードの更新を通して自己肯定感を上げることができました。
先ほど、マネージャーは期待が曖昧になりやすいと書きました。仕事にあいまいさがあるゆえに、マネージャーは自分が役に立っているという実感を得づらかったりします。
だからこそデリゲーションボードでの可視化はありがたかった。ありがたいし、「よーしこのボードをどんどん右寄り(右側にいくほど委譲度が高い)にしてやるぜ」という気持ちが高まる。
というわけで、権限のありかに曖昧さを感じてたり、仕事への貢献度が見えなくて不安に思ってたりする人はぜひデリゲーションポーカーを試してみてください。