出社はいいけど通勤が無理って話
今年は出社回帰の年だった
Amazonが出社を義務化した、LYがリモートワークを縮小、など、とにかく出社回帰の動きが目立つ1年でした。
フルリモートでも、人と会うのは大事
私の今の会社はフルリモートで、オフィスには全社員分の座席はありません。たまに出社しても全然人がいなかつまたりするのですが、おぎじゅんさんがいると珈琲を淹れてくれたり、その珈琲のまわりに人が集まってきて、違う部署の人たちと交流するきっかけになってたりします。
テキストベースのコミュニケーションを仕組みとして整備する、All-Handsのような全体の意識を揃える場を高頻度に設ける、など、仕組みでフルリモートをワークさせることはできます。
けれども、人間のウェットな部分でのつながりってやっぱり大事です。数カ月に一回でも直接顔を突き合わせて、同じ目線で話すことでチームとしてのまとまりがでてきます。
だから、出社するのは大事だし、わりと好きです。子どもの送迎などがあるので週5で出ろ、と言われるとなかなか厳しいですが…。(裏を返すと、もう少し子どもたちが大きくなったら、出社を増やすのもアリだなーって思ってます)
ただ、なぜ出社するか、は考えたいところです。出社したもののずっとオンラインミーティング…みたいな状況は、ただただ通勤時間が無駄になるだけです。人類が一度「リモートワーク」という働き方を獲得したのだから、出社するなら出社した甲斐があるような体験設計が大切になってきます。チームビルディングをしたり、モブプログラミングをしたり。
でも通勤は無理
でも通勤は無理。時間がかかるのはそんなに気にならないんですが、混雑が本当に無理です。都知事の公約の「満員電車ゼロ」はどこにいったんだ。
出社回帰させるなら、通勤ラッシュを避けられるようにフレックスにしたりといった工夫もセットでやるといいのでは無いでしょうか。
あと、「フルリモートで全国どこからでも働けるよ!」の触れ込みで集めた、オフィスから遠いところに居を構える人たちについてはちゃんとケアしてあげて欲しいところです。