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やりたくなかったはずの何かが、心に火を灯す
これは目標づくり Advent Calendar 2024 10日目の記事です。
気が進まない仕事
目標をつくるにはワクワクが大切だ、という話をいろんなところでしてきました。
トップダウンで押し付けるのではなく、その目標を追う人たちが納得できるものを作るために対話をしよう、という話もしてきました。
これは、マネージャーの立場からするとぜひとも大切にしてほしいところです。
マネージャーは、メンバーにとって気が進まない仕事を押し付けるのではなく、動機付けをしていくのが仕事です。
じゃあ、メンバーは気が進まない仕事はやらなくてもいいのか?気が進まない仕事に対してモチベーションを上げていくのはマネージャーのみが頑張るべき課題なのか?というのは考えたいところです。
食わず嫌いをしていないか
やったことがないこと、なんとなく大変そうなもの、他の人が「つらい」って言ってた仕事。そういったものをはなかれ遠ざけてないでしょうか。
自分がもっている情報、自分の視点だとなぜそれをやるべきかわからないというものも、距離をおきたくなるかもしれません。
でもそれってある種の食わず嫌いで、実は取り組んでみると楽しいものかもしれません。
自分の能力では意義を理解できない仕事もある
私自身の話をすると、あまり気が乗らない仕事にはたくさん出会ってきました。いや、初手から「これはワクワクする!」なんて仕事のほうが数としては少なかったでしょう。
じゃあそれらの仕事が意義がないもの、やりがいのないものかといえば、そんなことはありませんでした。その時の自分では見えていないビジネス的なひろがり、技術的なチャレンジなどがあり、やっている中で意義を見いだしていけるようなものが多かったと記憶しています。
そういった、「手をつけるまでは、自分の能力では意義を理解できないけどやっているとそれがわかる」仕事は、自分の能力を引き上げてくれるものです。そういう仕事に飛び込んでいくことは、のちのちの自分にとってほプラスになります。
はいよろこんでの精神
本当に嫌なことまでやれ、とは思いませんが、「なんか気乗りしないな」くらいのものは飛び込んでみるといいんじゃないかな、というのが僕の意見です。
普段はマネージャーの視点で、メンバーが主体性を発揮できるようどうサポートするかについて考え、発信していました。でも、これって見方を変えると「やりたくないことはやらなくていいよ、モチベーションを引き出すのはマネージャーが頑張ることだよ」とメッセージングしているようにも見えて、それこそメンバーの自主性を損なうんじゃないかなーと思ったのが今回のnoteを書く発端でした。
メンバーも、マネージャーも、関わる人々みんなが響き合って、ワクワクしながら前に進めるといいですね。