写真を上手くなりたい人がやってはいけない3つのこと
このnoteは2020年6月26日のDopeZineLabのコラムをもとに再編集したものです。DopeZineLabとは、「写真✖️〇〇」をみんなで形にしていくオンラインコミュニティです。月額1,980円(税抜き)
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こんにちは。万城目瞬です。
皆さんは写真うまくなりたいですか?
私は写真を撮り始めて5年くらい経ちますが、今が一番写真のモチベーションが高いです。写真をうまくなるためにはやってはいけないことがあります。
私はこれらをやるカメラマンは写真がうまくならないと考えています。やってはならないこととそれを反面教師にした実際にやるべきことを紹介していきます。
知識や機材ばっかりを漁り、行動しない
まず全ての物事の上達には、反復と実践が不可欠です。プログラミング然り、楽器然り、写真の場合も例外ではありません。
どうすれば写真になるかを考え、毎日のように反復をします。一つのスキルに最大限集中して磨いていくことで自分のスキルの上達になります。
私はスナップを撮り初めて現在半年なのですが、ひたすら一点透視図法で取り続けたことがあります。
単純な一点透視図法でもロケや、時間、角度、光で人に与える印象がどう変わるのかを反復しました。
今では一点透視図法の構図に限り、考えずに良さげなシチュエーションを切り取ることができます。
構図の知識や、機材の知識はたしかに必要になってきますが、自分のスキルの研磨を怠ることは上手いカメラマンはやらないでしょう。
スキルを磨くためには、ひたすら考えて、毎日大量にとって反省を繰り返すことが重要になります。
SNSの評価を過大評価しすぎる
SNSフォトグラファーの人がいいねやRTの数でマウントを取ることがあります。
SNSで活動しているカメラマンは多く、このコラムを読んでいるカメラマンの大半はSNSのアカウントをお持ちだと思います。
確かに良い写真は伸びますが、SNSでバズるのは必ずしも良い写真だけとは限りません。
そもそもSNSで伸ばすには良い写真以外のSNSでの魅せ方やマーケティングをしっかりしていく必要があることを忘れないほうがよいです。
伸びれば嬉しいし承認欲求も満たせれることは事実としてありますが、傾倒しすぎない心を鍛えていきましょう。
SNS重視の考え方をしていると、SNSでしかインプットをしない人が多いと感じています。一度界隈を離れてみると分かるのですが、SNSの写真界隈なんてものは、小さいコミュニティに過ぎません。
写真で活躍されている人はSNS以外にも多く存在しており、職業としてきちんと成り立っているのです。
SNSだけのインプットだけはなく、映画や写真集、音楽、詩、文学等々影響され、インプットし自分の写真に落とし込んでいくのが大切なスタイルではないかと考えます。
写真以外で影響を受けているとするならば、映画だったらキューブリック監督や、園子温監督、音楽だったらHipHopやポストロックのエモさに影響されていたりします。
ぬるいコミュニティに身を置く
端的に言うと、傷の舐めあいをするコミュニティにいると、上達なんてできません。
なぜなら、上手下手や良し悪しよりも「みんなで仲良くゴール」みたいな環境にいればうまくなろうと思えませんし、なによりも向上心のない環境だと
全員の平均スキルがどんどん下がっていくことが明らかだからです。
多少自分を傷つけて行動しない覚悟がないと向上なんて出来ません。時間と金、心身削って良い作品を生み出す努力をし続けていくべきだと考えます。
ではどうすればよいか。
自分を切磋琢磨出来る人がいるコミュニティに身を置き、自分の投資できる資材を投資する覚悟をもつべきだと考えます。
DopeZineLabは切瑳琢磨出来る環境でありたいと考えています。
まとめ
写真を上手くなりたいなら、この3つを反面教師として行動すれば自ずと上手くなります。
・知識や機材ばっかりを漁り、行動しない
・SNSの評価を過大評価しすぎる
・ぬるいコミュニティに身を置く
大量のインプット及びアウトプット、SNSと写真を切り離す考え方、切磋琢磨できる環境を自分の周りに準備し、行動することで1ヶ月足らずで自分の上達ぶりが分かると思います。
ではまた。