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vol.221/ Short trip → Hokkaido

今年は“人生初”を経験することが多かった。
自ずと“初めて”を増やそうとしていたのかもしれない。


どうせ足を向けるなら、
まだ経験したことがない場所へ。
見たことのないものを見るために、
感じるために。

慣れたものへの安心感はとてつもないけれど、
まだ踏み入れていないこと、ものへの
好奇心を大切にしたい。

そう思う1年で、どんどんそれを体現したい!と思った。



旅で言うとピッタリ当てはまることだらけ。年始の九州福岡旅で始まり、今回年末の北海道旅で終わる。実はどちらも人生初の土地であり場所へ訪れることができた。むくむく湧き出る好奇心って大切だ。



北海道の旅は夏の終わり頃決まった。義理の両親と私たち夫婦の4人旅。皆秋は忙しく、12月でスケジュールを組む。人生初にして冬の北海道とは攻めてるなと思いながらも、あれよあれよと北海道まで三日と迫っていた。

まだ何も、本当に何も準備できていない。何もわからないから準備のしようが無い。そこで初めて天気を調べてみた。

雪、雪、雪、雪、雪

そして私は骨折している。



実はこの旅、最後まで考えた。
なんせ数週間前に圧迫骨折をしていたから。(怪我して1週間は引きずっていた足だったが、この頃には普通に歩けるようになっていた。それでもためらいはもちろんあった。)
色々考慮し、行かない選択がチラついたが、改めて家族に私は無理はしません宣言をしたところ、タクシー移動のプランを提示してくれた。迷惑をかけたのに、みんな神様なのかと思ったら涙が出た。とてもとても優しい代替えプランに私は心底救われ、そして絶対転ばない為にも今住む地域ではほとんど出番のないスノーブーツを迎え入れる。これが最高で最強の買い物であったことは無事転ばす帰って来られた今の私だから言える。冬の北海道の道は、本当に本当にツルンツルンなのだ。


今回は忙しい合間を縫っての旅で、最小の一泊二日の旅。その中でも札幌と小樽を訪れ今まで踏み入れていなかった土地や人の空気感を感じ、とてつもない雪の中を歩く技を身につけ帰ってきた。そして新鮮な気持ちでまた日常に戻っている。

出汁の効いたスープカレー最高
帰ってきて早速家で真似して作った
夫が髭を生やしていたので
少し割引してくれた、ラッキー


さっきまで晴れていたのに突然吹雪く
雪の北海道神宮美しい
こんなに雪道を歩いたことはない
これもまた人生初!


退屈が大嫌い!な私らしい一年を過ごせたかもしれない。

満山満足!

いろんな初があったけれど、終わりが良ければ全て良いではないか。とは言えまだあと数日2024年が残っている。これから迎える新しい年へのワクワク、ソワソワする気持ちを小脇に抱え、焦っても走ることがないように、転ぶことのないよう慎重に。でも日々をウキウキ過ごしていきたい。今もこれからも、好奇心を大切にしていきながら。





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