vol.169／ sayonaraして、初めて見えた世界

大変、大変、ご無沙汰になってしまったnote先生。
お久しぶりです、こちらは元気にやっています。
皆様はお変わりないでしょうか？

あっという間に2023年も年の瀬、もう終わりです。
早い早い早い。
どんな年になりましたか？
私は身体とこれでもか！と向き合う1年でした。
今年の達成したいことに1つ、“引っ越し”という大きなミッションがあって、ただ言葉にしたらあれよあれよとことが進み、3月頭に引っ越し完了。
嘘だろ！？という速さで達成したのも束の間、私の身体からのSOSが長いこと出てしまい（今思えば30代に突入して20代のように身体がいかなくなったことと、圧倒的に環境の変化についていけない自分だった、トホホな感じ。）
これまたあっという間に歳をまたひとつ重ねていた。ということは夏が始まっていたのだ。そんな上半期を過ごし、下半期はまた怒涛に過ぎ去る。

仕事でのミッションが今年は更に増え、またそのハードルはどんどん上がり、自分は本当に仕事によって成長させてもらえていると感謝が溢れた。どんどんチャレンジさせてもらえることはそう簡単にそのチャンスがやってくるわけでもないし、そんな機会に携われるわけでもない。求めてもらって、選ばれて、初めて成り立つ仕事。であれば尚更のこと想像以上の提供をしたい、もっとより良い形で、より良い環境で、愛が伝わるように。そんな思いで仕事に取り組んできた。
これは真実。嘘偽りはない。

熱い想いで取り組んできたことは仕事だけではない。
今年はモノのミニマル化を相当加速させてきた。

引っ越しをきっかけに、モノと自分について考えることが増え、不要なもの（＝使っていないモノ）とのサヨナラを約1年行ってきて、そして恐らくモノの量は1/3になっている。そして生活がより快適に心地よく、気持ちが良いものになったことは間違いない。

気候変動、環境問題、エコ、サスティナビリティ　etc
様々な問題が絡み合っていたり、アクティビストたちが勇気ある声をあげたり、個人個人も地球のために取り組んだりしているし、私もこれら全てに興味関心があり、できることから取り組んでいる。それはエコバックやマイカップを持参することも大変素晴らしいアクションの一つであるし私も行っているが、もう少し大きなアクションとしてのパワーシフトや、“買い物は投票である”という意識を持って買い物をすること。そんなアクションを数年前から行っている。ものを大切に、という意識は本当に大切でありそのマインドは絶対無くしてはならないと思っている。
その為にはまず無駄な買い物（浪費）をしないこと。
そして家の中を見直してみて不要なモノ（＝使っていないモノ）は誰かに譲る、売る、寄付する。使用頻度が少ないモノや今の私には使いこなせなくなったモノ、実は必要のなかったモノを

誰かに譲れないか？
誰かが買ってくれないか？
困っている誰かに寄付できないだろうか？

の3軸で振り分け、そしてsayonaraしてきた。
どうしても“捨てる”という言葉や“断捨離”という言葉が好きではなかった私が1番腑に落ちたこの3軸。
使ってもいないモノたちを大切にとって置くことがエコ、サスティナビリティではない。活用／運用して初めてモノはモノの輝きを増す。使っていない私より、使ってくれる誰かに譲ったり、売ったり、寄付したりした方がうんと良い。

ミニマリストは長く使わず最新のものに切り替えたり、1 in 1 out（ひとつ買ったらひとつ捨てる）だったり、モノを大切にしていないようなとっても身勝手なイメージを持っていた。でもミニマリストという生き方は1番モノと向き合っていて、そして自分とも社会とも地球とも向き合っているのかもしれない。それはもちろん人の数だけ考えがあり、買っては捨てを繰り返している人もいれば、自分の必要なモノ、今後も愛せるモノを見極めて買ったり手放したりする人もいるのが常で自然。結局のところは個人の考え方、マインドであり、同じ行動をしていても中身がまるで違うことは往々にしてある。私はやっぱり環境のこと、地球のこと、そして私の環境のことを考えて愛ある選択をしていきたい。モノを見極める審美眼を磨き続けたいし、sayonaraした後今も私のそばにいてくれるモノたちを大切に大事に、でもガシガシ使って活躍させていきたい。そしてモノを買うことはとってもとっても簡単な作業だが、sayonaraは本当に本当に辛い作業でもあるということ。手に入れることは簡単なのに、手放すことは容易ではないのだ。だからこそ、だからこそ次買うというアクションが今までとは比にならないくらいに大きく重いアクションになって、もっと今あるモノを活かせるかもしれないと考えたりして賢くなることができると思っている。（モノが少ないから全体を把握できていて、無駄になるモノを買わなくなる。それは素晴らしいこと。）

これはsayonaraして、初めて見えた世界。

こうして私の2023はsayonaraから学んだことが多く、それは物質的なモノから始まったが、それだけに止まらず、考え方が凝り固まっていた私をどんどんほぐしていく作業であり、結局のところはマインドチャンジであり、半端じゃないブレイクスルーを体験してしまった。本当にここから私も時代も変わっていくのね、なんてぼんやり考えている年の瀬。それはちょっと大袈裟かもしれないが、とっても現実的でもあると思っている。そう時代は大きく変わっていく。これまでの数年での変わり方よりももっと大きく大胆に変化変容していくのだと思う。そんな時代に取り残されないように、振り落とされないように、賢く自分の頭で考えて行動して、そしてよりシンプルに愛し愛されて。

今年はここ数年でも更新が減ってしまいましたが、これからものこの場所は大切に書き続けていきたいと思っています。
思っていることや経験を言葉で表現することは時に難しく、でもほとんどは喜びで溢れています。誰の役に立つわけでもなく、ただの自己満足の場かもしれないけれど、私はこの場所を愛しています。

今年もお疲れ様でした。
まずは無事に今年を終えられることの喜びとお祝いを。
そして2024の愛と繁栄を願って…♡