vol.199/ リレーションシップの築き方-1
旅から無事戻り日常が戻ってきた今日この頃。いつの間にか関東地方は梅雨が明けていて、毎日とんでもない熱が照りつけておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?夏バテどころか熱中症や熱射病、脱水症などが他人事ではなくとても身近な症状であることを常に念頭に置き、この夏を楽しみ乗り越えたい…!だってまだまだ夏は始まったばかりだもん…!!!
さてさて、今回の旅の舞台は沖縄。以前仕事で訪れたのが2022年12月末だったから1年半振りの沖縄。そしてまたもやプライベートではなくどっぷり仕事での再訪だ。(毎回感謝だなと思うのだが、仕事をしながら旅ができるなんて独立したての私は夢にも思っていなかったし(嘘、夢はみていた)この仕事を始めた頃のルーキーな私なんてもっと、微塵も思っていなかった、改めて本当に有難い)実は今回困ったことがある。前回、前々回の沖縄での仕事はどちらも冬だったのと、プライベートで訪れた数回の旅も冬の沖縄だったため、今回の旅のパッキングが難航したのだ。だって夏の沖縄は初めてで、さらにとても過酷な仕事内容だったことも相まって何枚tシャツを詰め込めば良いか検討が付かないんだもん。付かないからもう現地で買えば良いやと最後は投げやりで飛行機に乗り込んだのだが。(服は買い足すことなく、コインランドリーに大変お世話になり乗り切れた)
そんなことはさておき、今回の旅も忘れられない心に残る旅となった。訪れる場所は一緒でもこれは私の場合だがその都度仕事のチームが変わり、またそのチームが変われば旅もまるで変わる。そんな当たり前っちゃ当たり前のことなんだけどその当たり前を目の当たりにした時、これまでの点と点が合致し腑に落ちた時、疲れたけど高揚感で満ち溢れた帰路の飛行機。答え合わせをしたかったわけではないけれど、心のどこかで“だから今回このチームで、この仕事と旅を経験したのだな”、と妙に納得してしまった。
私と仕事、私と家族、私と社会、私と旅、私とチーム、私と…と、複雑で曖昧ながらバランスを取り合って成り立っている関係性は自分の周りに言わずもがな溢れている。人間関係も、ものとのバランスも全て全て。ひいては社会全体とのバランス、自然とのバランスetc…様々なものことが科学でも証明しきれないほど巧妙で絶妙なバランスを保ちながら関係性を築き上げているのが私たちが今いる世界だと思っている。その全体、全てが、自分と関わりのあるリレーションシップであるならば、さて自分の役割は一体何なのか?何を私は担い、何を人に任せ、何を眺め何を行動うつすのか?そして今築いているあらゆるリレーションシップは、これまでいかに作られ他者に作ってもらっている?自分からしか矢印が向いてなかったその矛先を、あらゆる角度から自分に向けて見つめ考える時であり、その状況も鳥の目で俯瞰し全体を把握するフィールドに立っている気がした。自分の今まで気付かなかった部分でどれだけ支えられ愛をもらい、成り立っていたリレーションシップだったのか。当たり前のことものこそ損得や勝ち負けのような小さな拘りや価値観など一切なく、与え続けられただただ私たちは享受していたのだと感謝に気付くタイミング。今私たちが幸せであることは、誰かが声を上げたことによる享受であるかもしれないし、きっとそうなのだということをより一層強く感じるのだ。
なぜそんなことを沖縄の旅で感じたか?それはチームの人たちとのコミュニケーション、そしてリレーションシップの中で感じた気付きだったからやはり面白いなと思う。冒頭で書いたように、誰とどこでどのようなコミュニケーションを取り合い、リレーションシップを築きどのような目線で景色を眺めるのかは人生においても重要事項で。その瞬間瞬間が何より貴重であるということが、また一味も二味も違った沖縄の旅がそう感じさせた。今までもあらゆるものとの関係性について綴ってきたものの、改めて“リレーションシップ”についてとなるとどうだったろう。ということで、次回はとうとう200投稿目を迎えるにあたり今回の旅の続きと私の考えるリレーションシップの築き方についてもう少し深掘り考え綴ってみようと思う。
毎日本当に暑い日が続いています。
無理せずちゃんと休みながらここからの1週間も頑張っていきましょうね!