適応障害になった僕の現状報告
なんでこんなことを書くのか、理由は3つ。
・会う人に都度説明するのが面倒。
「最近のオレはこんな感じ!」ってモノが欲しいから。
・精神疾患の当事者として、体験を発信する義務感が生まれたから。
文章のレベルなんてどうでも良い。考えるより動く。
・ヒマつぶし
そんな感じ。
我ながらエゴだなぁ。でもまあいいか。
発症~退職までについて
現在、休職&無職から7ヶ月経過。
休職に至る当時は、かなり疲れてたみたい。
抑うつ、中途覚醒、食欲減退、泣き、頭痛、耳鳴り、不安症、焦燥感、肩こり、めまい、公的手続きの期限無視、引きこもり、自傷行為(自分の頭を殴る等)。
自炊できない、ゴミが捨てられない。
家事がこなし難い。
一時期は保険料、税金を滞納したり貯金差押えをくらったり。
さんざん。
「こりゃ無理だ」と思った11月のある月曜日、
急きょその日の夜にメンタルクリニックへGO。
そもそもこの行動自体に勇気が必要だった。
夜だったし、行ける病院・クリニックの対象は限られていた。
ただそれが逆に幸いで、行く施設を悩まず選ぶことができた。
そこで適応障害の診断を受けた。
会社の皆様は、めちゃめちゃ優しく受け入れてくれた。
すんなり休職手続きを進められた。
本当に感謝。
その後、休職期間満了をもって退職。
現状は、貯金・傷病手当金・雇用保険・父親の死亡保険金でやり繰り。
治療について
最初は睡眠薬1種類だけだった。
けど気がつくと増え続けた。だいぶキツいやつっぽい。
現状は、下記を服用中。
■抗うつ剤
・トリンテリックス錠10mg 1錠
■睡眠薬
・ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「日新」1錠
・フルニトラゼパム錠1mg「アメル」2錠
■抗不安剤(とんぷく薬)
・エチゾラム錠0.5mg「SW」1錠
あとは認知療法、行動療法の書籍を買って、それぞれのアプローチからセルフで実施中。
カウンセリングは未経験。
最近の僕について
引き続き、東京で一人暮らししてる。
最近は、一日のスパンで調子が良かったり抑うつだったり。起伏が激しい。
それと動悸、目まい、悪夢。これがキツい。
あとここ数日、幻聴っぽいのもたまに起こる。
回復傾向ではあるものの、適応障害では括れないような症状が続く。
主な行動は、ハロワ行くか、一日中部屋にこもってるか、一日中ぶらついて写真撮ってるか、図書館に篭ってるか。
知人との交流関係は止めていた。
さいきん少しずつ再開させてる。
3~4月の確定申告は何とかこなせた。
それと、今月やっと失業保険の手続きを進められた。
保険料、税金支払い関係も、適切に対処できるようになった。
大好きだった音楽から離れてた。
けど最近、またベースに触れるようになった。
近いうちにセッション行くと思う。誰かおごって。
あと、映画をよく観るようになった。
サスペンス系、社会系が大好き。
特に、クリストファー・ノーラン監督の作品がぜんぶ大好き。
もし今の自分が学生なら、映画業界に就職したと思う。
そんなレベル。
それと、ミラーレスカメラで写真をバンバン撮るようになった。
Lightroomを使いこなせるようになった。
Photoshopはちょいちょいイジる程度。
レタッチならある程度できる。
そんな毎日。
思うこと
前進はしていると思う。
けれど、やっぱしんどい時はしんどい。
身体が動かせないことがある。
自炊や家事なんて、まだろくにできない。
医者からうつ病の診断書は正式に受けてない。
けれど、7か月経過して抑うつ症状が続くし、睡眠薬ないと寝れない。
僕はうつ病患者の前提で、抗い、生きている。
美大で自分の才能のなさにショックを受けて中退、ニートになった友人。
会社がつらくて休職・退職した友人たち。
自殺した友人。
そんな人たちの気持ちが、最近になって理解できるようになった。
自分が当事者になるまでの理解度は、14%くらいだったと思う。
いまだって全部は理解できていないと思うけど、
昔より寄り添うことはできるかも。
当事者になったことで、得られるものもあると感じている。
おわりに(書籍紹介)
この長ったらしい文章を書いたのは、とてもエゴな理由。
だけど、同じような悩みをもつ人の共感・勇気・セルフケアに、
ほんのちょっとでも繋がったら幸せ。
さいごに、僕が活用している書籍のリンクを貼っときます。
合う合わないは人それぞれ。参考まで。
※自分はヨガ等のマインドフルネス行為が苦手。たぶんロジカルな人向け。
▼認知療法の本。具体的な治療法を知れる。
あと、性格診断テストがとても良い。
僕は「業績依存」「完全主義」「全知全能主義」「非自律的」らしい。
▼行動療法の本。とりあえずやってみる系の人にピッタリの入門書。
▼これはエッセイ。いろいろな考え方を知れて救われる。
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