[海外・東南アジア インターン]タイで3カ月間HRインターンをして、エンジニア採用や、OKR/1on1の仕組みを導入した話(Donuts Bangkok Co., Ltd.)
インターンをはじめたきっかけ
旅行して以来、東南アジアに興味があり将来的に仕事で関わりたいと考えるようになりました。インターンの経験がこれまでなく、どのような仕事で関わっていきたいか考えていたところ、タイで営業・人事のインターンを募集していたので大学2年の春休みごろ選考を受けました。
学部は社会で、ゼミで労働社会学を選んだ時期でもあり、興味のあった人事制度や異文化環境での労働について実際に経験できるのも魅力でした。大学3年の後半からは留学がすでに決まっていたので、留学前の3か月間インターンに参加しました。
具体的なインターンの内容
(1) タイ人女性向けウェブサイトの広告営業
タイの女性向けメディアではPV数がトップのサイト「Sistacafe」を運営していて、そのサイトに広告を載せる日系企業の開拓をしました。
それまでは広告を直接は販売しておらず、まったくの新しいフィールドだったために、料金形態等をタイ人スタッフと話し合うところから始め、資料作成やリストアップ、アポ取り、ミーティング、契約、実際の広告作成とそのリリース時の調整を一貫してやりました。
当たり前ですが日本人とタイ人で広告の好みや印象が異なり、日本人顧客の要望をヒアリングした上で、社内のタイ人ライターやカメラマン、エディター、プロジェクトリーダーなどと英語で相談し、タイ人の目線でよいコンテンツを出せるように顧客に提案しなおすなど、最終的に広告の効果が出て広告主に満足してもらえるように考えて行動しました。
はじめのうちは全くアポがとれず苦戦しましたが、ターゲットを調整し話す内容を修正していくうちにとれるようになり、資料作成の段階でも上司にフィードバックを求めると的確に指摘してもらい、多くを学ぶことができました。
(2) エンジニアの採用と社内環境の整備
インターン後半は、もともと興味のあったHRの仕事を経験したいと上司に伝え、HRチームに移りました。HRの仕事は主に採用と社内制度の定着を担当していました。
具体的には、複数のウェブサービスを拡大するにあたってエンジニアの採用をすすめる必要があり、タイ人のエンジニアをダイレクトリクルーティングしました。人を採用するのは恋人をみつけるより難しいというのは本当だなと実感しました。(笑)
また他にもHRチームで新しい採用の方法を考え、採用イベントの実行や採用のためのサイト立ち上げなどに取り組みました。
採用イベントを開催しました
社内環境の整備については、オンボーディング資料の刷新、eNPSサーベイの実施と評価、その後の施策としてOKRの導入と1on1の定着、価値観の浸透に取り組みました。人事制度については長い時間で考える必要があり、忙しいと後回しにされがちなことですが、実行してもらえるように考え、加えて本や事例から学んだことを実際に自社の状況に置き換えて適応することの難しさと面白さがわかりました。
最後の出勤日!AdminとHRチームのスタッフと。
また、インターン期間中にオフィスの移転があり、オフィス環境が変わると実際のスタッフの動き方や話す頻度などの変化が目に見えて、HRの仕事の深さと面白さを知ることができました。長期的に効果をみることが必要な分野なので、施策の効果を図り改善していく時期までいれなかったのが残念ですが、今後も勉強していきたい分野を確信できたと感じています。
たまにスタッフとお昼ごはんを一緒につくって食べました。
引っ越し後のオフィスにお坊さんを招く。
日本にはない習慣や考えに多々出くわしますが、どんな相手でも、なぜそう考えそう行動するのかを考えることが、営業や人事にも生かせると感じました。
(3)生活面や休日など
タイでの生活では全く不自由せず、むしろまた住みたいと思うほどです。
一年中暑いですがオフィスのクーラーの中にいれば逆に寒いほどで心配なく、美味しいタイ料理とマッサージで癒されていました。休日はバンコクの郊外に観光しに行ったり、オフィスにあった本を借りて勉強したりしていました。物価が安いのも魅力でした。
大好きなマンゴー
バンコクには6万人以上の日本人が駐在や移住で住んでいると推計されており、病院や美容室などのサービスもいざとなったら日本語で受けることができる場所があります。一度軽くけがをしてしまった際も日本語通訳つきの病院ですぐに手当てをしてもらいました。
タイ人スタッフも優秀で、優しい方が多く、たまに休日を一緒に過ごし、すぐに連絡を取り合える仲になれたことはとても貴重だと感じています。営業チームにいた時には「はじめての成約のお祝いだよ」とチームリーダーが夕食に連れて行ってくれたことは心にのこる嬉しい体験でした。
会社で用意してくれた住んでいたアパートの自習室が快適でした。
(4)さいごに
バンコクは比較的安全でさまざまなサービスが普及してきている状況なので、チャレンジしやすい環境が整っていると思います。その中でDonuts Bangkokはフラットな組織でとても自由な環境なので、自分から考えて行動できる人が成長できる環境だと思います。
ぜひ挑戦してみてください!
社員と日本食パーティーをしました
・タイ支社(タイ語)
Donuts Bangkok Co., Ltd.
Donuts Bangkok Co., Ltd.のFacebookページ
・日本本社
株式会社Donuts
インターンの応募は、[hr@donuts-bkk.com]にお問い合わせください。