【RPGツクールMZ】試作品が完成した件について
こんにちは、Donuts Men(ドーナツメン)と申します。
突然ですが、RPGツクールMZで作ったRPGを公開しました!!!
5月5日くらいに購入してからずーっとRPGツクールMZについて勉強をし、今後制作を予定している作品の足掛かりとなる試作品を作りました。
とりあえず標準機能を多く使用した普通のRPGに仕上げてみました。
作品は以下のURLからダウンロード可能です。興味があれば是非!
(初めて作ったやつだから粗があるかも。ご容赦ください)
▼DL版(ふりーむ!)
▼Web版(Plicy)
作品の軽い紹介
<ストーリー>
ある日突然共存していたはずの魔物たちが、人間を襲うようになった…
調停員である主人公は、原因を調査すべく重い腰を上げることになる。
<想定プレイ時間>
1時間~1時間30分ほど。
<やりこみ要素など>
エンディングは1つ。
16個の実績が用意されています(全部回収できたらすごい!)
<制作期間>
3週間くらい
<キャプション>
所謂普通のRPGです。
武器や装備は多く実装しており、裏ボス的なものも用意しているのでそれなりに楽しめるかと思います。
またレベリング作業は基本的に不要となっており、エンカウント無効アイテムで突っ切らない限りスムーズにクリアできるバランスに仕上げたつもりです(対策が必要な敵が一部存在しますが…)
制作過程
まず最初のダンジョン、アクターのステータス、敵キャラを簡単に作りました。ステータスを弄って戦闘テストを繰り返す作業、割と楽しい。
ストーリーは割と適当です。話の壮大さとか、伏線回収とかは全くありません。とりあえず慣れるため行き当たりばったりで作り始めたので、次回からはもう少し考えて作ろうと思います。
またマップはなるべく単調にならないよう、色々なタイルを使って綺麗に仕上げたつもりです。
あとは個人的に「実績」システムが本当に大好きなので搭載しました。
隠し要素を見つけて実績解除の効果音が流れたら、ちょっと嬉しいよね…
実績機能に関しては、既にRuたん様により作られたプラグインがあった為使用させていただきました。これを実装しただけで一気にそれっぽさが増したので感動した覚えがあります。
あと細かい点としてテンポを意識しました。
何回も使う事になるプレイヤーのスキルは、どれも短いアニメーションで終わるようにしています。イベントとも冗長になるとワクワクよりダルさが勝る気がするので…
そして今回の第一目標であるスクリプトに慣れるべく「アイテムを使用すると指定歩数分エンカウントが無効になる」というものを作成することに。
流れとしては以下の通り
作成前にこういう流れを頭の中でイメージしておくと、スムーズに作れる印象です。以上の仕様を反映させ、早速作ってみることに…
事前の勉強段階ではそのソースコードの膨大さから「無理だろこれ…」と絶望してましたが、イチからスクリプトを作成する様子をまとめたnoteの記事を参考にし、なんとか完成まで持っていく事ができました。
んーぞー様、本当にありがとうございます!!!
その後はモンスターハンターよろしく、採掘して特定のアイテムを入手できるスクリプトを作成したり…
また、アイテムを指定数集めることで「商品券」に交換できるシステムと画面を作りました。
ウィンドウ処理に関しては正直まだよく分かってない部分が多く、ショップ処理を弄ってどうにか完成させました。
ウィンドウを始めとしたUIの完成度がRPGの個性に繋がってくるので、今後はここを中心に勉強していきたいところです。完全に理解するまではかなり時間が掛かりそうなので、既に公開されているプラグインをガン見して勉強する予定です。
また、ウィンドウ処理に関してはとんび様の記事が非常に勉強になりました。ソースコードとGitHubの仕様を眺めて理解するのではやはり限界があります…
他に作成したスクリプトは以下の通りです。
・管理ID以外でアイテムや武器をソートする機能
・エリア移動時にマップ内イベントのセルフスイッチをOFFにする機能
・ランダムエンカウントを「1〜x」から「x〜x*2」の歩幅数に変更(1歩でエンカウントするとダルい為)
・フィールドで取得できるアイテムを一定確率で復活させる機能(確率も設定可能)
・穴に落ちた際、歩行可能なタイルをランダムに選んで着地地点を決定する機能
と、スクリプトに関して必要最低限の知識を得ることができたような気がします…
自分の好きなように設定を弄れると楽しいです(時間はかかるけど)
またRPG自体も1時間ほどでサクッと遊べるラインに仕上げられて、概ね満足しています。しかしこの作品ですらおよそ1ヵ月ほどの制作期間を要したのですから、世に出ているハイクオリティな作品は年単位掛かっているんだろうなぁ…と感じました。
最後に
初心者はまず作品を最後まで作り上げるべし、ということを先人の方々が言っていた為「完成」を目標に頑張って制作しました。
今回作ったのは試作品ということで、もっと勉強してハイクオリティなものを生み出せるよう精進していきます。
今後また何か別の作品が完成した際にはまたご報告できれば、と思います!
▼実績解除のネタバレ記事