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マグフェスについて

4/27(土)、上町のミュージックバー〈MagYoko〉において、マグフェスというイベントを開催します。横須賀内外からアーティストを招き、昼から夜までかけての、盛大なお祭りです。

きっかけ

開催のきっかけとなる人物がいました。出演者のひとり、オートハープ奏者のしんじさんです。3月、エデン横浜でスミーさんの誕生日があった日。やすきはお祝いに駆けつけました。そこにしんじさんがいました。オートハープという不思議で素敵な楽器を持っていて、やすきは魅了されました。

その場に〈MagYoko〉のよしこさんがいらっしゃったので、〈MagYoko〉でイベントをするのはどうかと持ちかけたところ、快く承諾して頂きました。その場にさちこさんもおられたので、横須賀につなぎたいと考え、よしこさんに紹介すると、横須賀コーヒーフェスと同じくジャークチキン弁当を出してくれることになりました。小泉進次郎さんも食べられたジャークチキン弁当です。

帰りをきゅうさんに車で送って頂き、横浜から横須賀に帰る途中、よしこさんと話し合って、富士見町や佐野町、上町を周遊できるように巻き込んで、地域全体が盛り上がるサーキットイベントのような形はどうか、ということなりました。

やすきは前々から、そういったイベントが横須賀に必要なのではないかと考えていました。点だけではなく、みんなが連動して、線を面とし、地域として立体的に盛り上がれるイベントが。

佐野町の〈めい鍼灸院〉のめいさんにもお声かけし、〈養生カフェ スマイル〉として参加していただくことになりました。

コミュニティの復活

富士見町で店をしていて、とみに感じることは、コミュニティが不足していることです。岡山の田舎者からすれば、横須賀はオープンな土地だし、人も多くて、なんでだろうと思いますが、実感としてあります。谷戸会が盛況になっているのも、需要があるからなのでしょう。

コミュニティが不足している現状は、意図的なのでは、と考えるようになりました。人とのつながりを希薄にすることによって、お金になる企業がある。チェーン店にシェアを蹂躙され、地域の個人店が少なくなっていく。もっと田舎に行くと、どこにでもあるようなチェーン店ばかりになり、特色を失った地域も存在します。私の地元、津山もそうです。

もちろん、チェーン店が全て悪いと言うわけではありません。やすきもコンビニには行きます。しかし、個人の店にお金を落として頂いてますから、地域の個人店でお金を使うようにしています。地元でバーをやっている先輩に教えてもらいました。お金をひとつのエネルギーだと捉えると、そうやって循環していくのではないでしょうか。

もっと田舎に行くと、隣人とのつながりがないと生きていけれないという集落もあります。人が少ないから、ひとりひとりが大事なのです。

私ども、個人店はみなそうです。分母が少ないから、お客さん一人一人が重要な存在。1組の来客が、とても嬉しい。だからこそ、つながりあいを大切にしていく。それは、人として当たり前のことで、私たちは忘れているのかもしれません。

地域のつながりを取り戻しましょう。横須賀は独自の文化を持ち、優しい人が集まる土地です。絆を作り、楽しみ、悲しみを分かち合って、街を活性化させていく。人は一人では生きていけませんから。

〈横須賀コーヒーフェス〉や、〈カルダモンモン〉と、横須賀では大きな動きがあります。活発になっていっています。〈マグフェス〉も、民間発の、地域が連携していくためのイベントです。

マグフェス、お待ちしております。横須賀市街から豪華なアーティストを招いての祭りです。ジャークチキン弁当やファラフェルサンドといった、物珍しいフードもあります。ゴールデンウィークの初日は、市街に出ず、自分の住んでる地域でぜひ楽しんでください。横須賀市外の方は、この機にぜひ横須賀に来ていただいて、この素晴らしい街の魅力を知ってください。素敵なご縁を作りましょう。

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