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はちあわせる場、hatis
以前、津山で〈hatis 360°〉をしていたとき、お客さんから、「hatisは、だれかと鉢合わせる場だね」と言ってもらえた。
hatisはやすきそのもの。
また、店を通じて、だれかとだれかが出会い、ご縁と、何かが生まれることが、やすきの喜びだ。商売とは別の要素。
hatis AOは、鉢合わせる場所。
だれかとだれかが出会う。
フラットに話せる場。
身内だけでなく、開かれた場所。
ランチは、スパイスカレーを求めて来られる方が多い。新規の方は、横須賀市内、湘南方面、横浜、東京と、足を運んでくださる方の範囲が広がった。スパイスカレーを楽しんでもらうよが、ランチタイムの中心。
15:00-18:00のカフェタイムは、珈琲、お茶など、ドリンクの種類をふやして、前に出していたパウンドケーキと、スパイスケーキなども出したい。
18:00以降のディナーは、食事だけではなく、お酒や、副菜などの一品も出す。お茶、お酒一杯からでも、気軽に過ごしていただけたら。
5月の、わりとお客さんが賑わっていたときも、常連さんと新規さんがかちあわなかった。hatisのいいところだ。
なにしろ、家だから、hatisは。古民家。
すこしせりあがった場所にあるから、混み行った話もできる。アコースティックなら、ライブもできる。
谷戸会の意味もそうだが、本当に、コミュニティ、コミュニケーションする場がない。横須賀に限らず。どの地方も。人と人との関わり合いがへると、心もすり減るし、家族や職場以外の人に合わなければ、学びも減る。
横須賀の地元の方、移住民、市外の方、問わず。出会い、交流できる場所へ。
hatis AOで交わされた会話は、重要なことも多かった。スミーさんがさかいさんと鉢合わせして、九州の茶園さんを紹介してもらった。スミーさんの人生が大きく拓けた。
スパイスカレー屋を通り越して、hatis AOは重要な場所になった。クリスに言われた意味が、今ならわかる。