距離感について
人との距離感について考えます。
タイミーや派遣にいったとき。マウントをとってくる人がいます。この作業はどうとか、その仕事場の情報を教えるという行為を通じて、優位に立ちます。
反対に、社員の人は丁寧です。無礼なのは、いつもアルバイトの人。社長や経営者で、礼節がない人は見たことがありません。
人を敬えるから上に行くのか、上にいるから人を敬えるのか、どちらが卵か鶏が先なのかわかりませんが、人を見ていて、どうもそうなっているようです。
人はなぜマウントをとるのか
SNSで、マウントが流行してい、XでもYouTubeのコメント欄でもありとあらゆる上から目線が横行しています。
人はなぜ、マウントをとるにはいられないでしょうか。
タイミーやバイトの現場で得た経験から考えていきます。マウントを取る人は、自分の立場が不安定だからそうしている。自分より立場が下な人をつくることによって、心理的に安定しようしている作用が働いているのではないか。
SNSでも、見ず知らずの人に対して上から目線の態度を取ってる人が多い。それは、社会が経済的にも心理的にも困窮していることを現しているのかもしれません。
例えば、自分が立場もあり、経済的にも恵まれていて、仕事もなにもかもが充足しているとすれば、他人を叩く必要もないでしょう。
充足しているかはどうか別にしても、目の前のことに集中している人は、人のことを馬鹿にしません。他人を気にしている暇がないから。
自分を疎かにしない人は、他人にかける言葉ひとつとっても疎かにしない。自分を尊重しているからこそ、他人の意見も尊重できる。
やすきも、他人に怒ったり、他人が気になっているときは、自分のことに集中できていないとき、と定めています。
お互いにもしそうなっていたら、自分の人生の舵取りに集中できるよう、注意しましょう。
上から目線でいると
自分に対して誠実でいないと、つまり他人に対して上から目線でいると、嫌われる傾向にあります。Xでも、上から目線のポストやリプを繰り返して、ほとんどだれにも相手にされなくなった、という人もみかけることもある。
自分軸を失って、距離感がわからなくなってるから。
上から目線や、マウントを取られると嫌な気分がします。そうとは気づかずにやっている人が多いですかね。
距離感が取れてる人。
以前働いていた神戸の会社の社長に、辞めた以降に別の場所でお会いしたことがあります。若造だったやすきに頭を下げて、丁寧にお話しくださったのを覚えています。公私混同を明確に避けていたことに、驚きました。
不良もそうかな。地元の津山で、ヒップホップ絡みでワルの総本山をやっている方にお会いしたことがありますが、こっちが恐縮するくらい気を遣って頂いて、周りの世話もするし、尊敬できる方でした。
不良の世界は上下関係が非常に厳しく、普通に育った私たちよりも礼節が身についている場合があります。むしろ距離感がしっかりしているというか。
エデンの榊さんもそうだったかな。発達障害だというが、本当にしっかりした方だという印象でした。聞くと、休みなくハードに働いている。社会に対するコミュニケーションの回数が多いと、距離感の取り方がうまくなってくる。質より量ってやつですかね。あと、榊さんは利他思考もあるからか。
やすきは、自分を大切にしてくれない人とは関わらない、というルールがあります。その代わり、やすきを大切にしてくれる方とは、関係を大切して、尊敬する。敬意を持つ。
かといって杓子定規になりすぎるのもしんどいですね。気楽にお話しましょう。距離感を見誤って失礼をしてしまう、自分もやってしまいます。
人は皆、1人で生きているわけではありません。お互いに気持ちよく、円滑に過ごしていくために、自分と、他人を尊重できているか、今一度、気を払っていきましょう。
自分を自分だと認めて、他人は他人とし、隣の芝生が青く見えない世の中がくればいいですね。