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戦略的お菓子
アメリカで暮らしていて心地よいこともすでに多く経験しているので、次はそちらにスポットを当てて書き残しておきたいと思います。
私はお菓子を渡すとき、明確に見返りを期待します。
それは「お、気が利くなぁ」と思ってほしいというよりも「お、敵意がないことを示しているのかな」と思われたらラッキーだからです。
そしてそれが良く効くなぁと思うのが、とくに同性同士のときです。
女性の集まりにお菓子、これに笑顔を添えてればポケトークで話すよりよほど伝わるよと思います。
(そういえば前職で先輩がアメリカ人との商談ランチにポケトークを持参しました。それをネタにして場を盛り上げることができたので悪くは言えません。)
私も最近オーブンが使えることが判明したために、たまにお菓子を作ります。もちろん自分が食べたいから作るのですが、食べきれない量を生産するためにご近所などに差し入れします。
先日は、上階のお騒がせ家族に対してクレームを入れる準備をしていたため、ほかのご近所さんの意見を確認する機会をつくるためコーンブレッドを焼きました。それを夫に持っていってもらい、玄関で立ち話。
すると、ちょうど上階家族の犬(飼い主がいないと朝から夜中まで声が枯れても吠え続ける、よく窓を開けっ放しで出かけるので大変にうるさい)が吠え始めたそうで、コーンブレッドを受け取ったご近所さんは「このケーキに薬を混ぜて犬に食べさせたいぜ」的なことを言っていたそうな・・・
それは怖すぎますが、とりあえずそのご近所さんの意見を確認できたので目的達成。
そして、先日ESLで写真のブドウをクラスメイトから大量にいただきました。自宅の裏庭で採れるそうです。すごいお家・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1666306227171-gwJ8UA7KRG.jpg?width=1200)
やめられないとまらない・・・
クラスで私が一番ブドウを持って帰る人になっています。スーパーで買うより数倍甘くて皮がパキとクリスプ!な感じで美味しいです。
ブドウ以外にも、大量のメキシカンお菓子(スーパーで働いている人からの差し入れ?)などをいただきます。
これらには私のお菓子のような念がこもっておらず、とても清々しい気持ちでいただいています・・・この違い。
ただいつもお菓子が教室の後ろに置かれたときに私が一目散に取りに行っているのが、気恥ずかしいです。
今度はマフィンを大量生産してクラスに持っていきたいと思います。
その時は、世間話をしたいと思っているクラスの女子たちにアタックするための小道具として使うことになると思います・・・