中平卓馬 火―氾濫
東京国立近代美術館の「中平卓馬 火―氾濫」展を観た。
ずっと興味はあったけれど、展示という形に巡り会えたのは今回がはじめてだった。
中平の作品と思考の変遷が、多くの写真とテクストで丁寧に紹介されている印象だった。急性アルコール中毒による昏倒から再起に向かう1978年の、文面から不安が滲み出る日記も展示されていた。
それにしても、なぜ植物図鑑なのか。以下は、はじめて「植物図鑑」というタイトルの写真が掲載された際の文章から引用。
写真単体で見ても魅力的。2000年代に八戸で記録された映像のご本人の映像を見る限り、ただの写真付きのおじいちゃんにしか見えなかった(笑)。
展示は2024年4月7日まで。
https://www.momat.go.jp/exhibitions/556
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