潜在意識にアプローチしてみる

初めての方は1回目からご覧ください。

今まで3回の記事を書きまして、4回目です。
ここで大事なことを雑談的に書きたいと思います。

過去の記事を読んでいただいた方、どのような感想を持たれましたでしょうか?

胡散臭い?
それができたら苦労はしない?

ちょっと構えちゃった人もいるかも知れないですね。

大前提として、メンタルをどうにかしようとするとき、思い込みだったり、信じることが大切です。

信じる?宗教?
宗教ではないので安心してください。
けど、正直なところ私が言葉の使い方を変えたり、スピリチュアルな比喩をすれば、途端に宗教っぽくなるかも知れません。

悪徳振興宗教は別として、宗教って科学が発達していなかった時代の一つの指針という面もあると思います。
キリスト教なんかでは「蹄のある動物は食べてはいけない」と教えているようですが、例えば豚には細菌がいるから(よく火を通さずに)食べたらやばい、みたいな意味のようです。ちなみに「蹄のある動物を食べない」クリスチャンに出会ったことはないですけどね。

自己啓発本なんかも今はたくさん出版されていますが、個人的な感想としては「神」という存在を置くかどうかの違いだけで、結構似た部分があるように思います。

話が逸れました。
私は教祖になる気はないので宗教は作らないですが、実践するにあたってある程度私の事を信じてもらう必要あるのかな?と思っています。
勿論、私が書いたことをベースに独自の改良を加え、「自分を信じる」のであればそれもよいと思います。(場合によってはそっちのが良いです)

とりあえず私は信者を募るつもりも、お金を稼ごうという気もないので、そこは安心していただいてよいかと思います。
(※万が一記事が大ヒットしたら有料化するかも知れません!笑)

もう一つの「それができたら苦労はしない」。
こう感じた方は呪いにかかっています。(呪い…潜在意識に刷り込まれた、自分を幸せにしない価値観などのこと)

まず、脳は嘘かどうか判断できません。入ってきた情報は真実として扱います。そして、「そんな事できっこないよ」と思ったら、脳は全力でできない理由を探します。
これは、こういうものだと思ってください。

コロンブスの卵だって同じです。
あれは反則?
いやいや、そんなルールないです。
もしあるとしたら、それは各個人が勝手に作ったか、刷り込まれたルールです。

靴売りの話も、近しいものありますよね。
靴を履く習慣がないからダメと考えるか、飛ぶように売れると考えるか。
ダメと思った靴売りは、きっとできない理由を先に考えちゃったんでしょうね。

さて、今の状況を好転させたいと願う皆様は、このようにネガティブだったり、自分を幸せにしない価値観、刷り込みを上書きしていく必要があります。

基本的には、何かを見たり聞いたりしたときの自分の反応を感じ取って、何故?を繰り返しぶつけることです。

これはこれで必要な事で、継続的に行う必要があるのですが、いかんせん時間がかかります。

なので、たまに時間を取って、潜在意識に直接アプローチします。
潜在意識は、普段顕在意識に隠れていて、その姿を見ることはほとんどできません。
催眠なんかでやる方法もあるようですが、ここではいったんそれは置いときます。「催眠」と名の付く時点で、怪しいものもそれなりにあると思うので、そこは注意してくださいね。

さて、やり方ですが、顕在意識を油断させて、潜在意識に続く隙間を広げます。油断させて、とか書きましたけど、要はリラックスすることです。

横になって、呼吸を楽に。
座禅を組んでもいいですね。できれば結跏趺坐、無理なら半跏趺坐で。座布とかあってもいいかも知れません。
深呼吸もしましょう。
部屋を暗くした方がいいかも知れません。
可能ならお香も炊きましょう。
嗅覚は、顕在意識にブロックされることなく、ダイレクトに潜在意識につながる唯一の感覚だそうです。

充分にリラックスしたら、指先や足の先などの感覚や、心臓の鼓動に意識を向けてください。

こころに何か浮かんだら、それを否定も肯定もせず、ただありのままに「このような考えが浮かんだ」と感じてください。

もし何も浮かんでこなかったら、なんでもいいので思い出してみてください。小さいときの事でも、最近の事でも、うれしかったことで悲しかったことでも。

暫くの間、浮かんできた感覚や考えをじっと観察してくださいね。

どのくらい?
5分?
10分?
いくらでもいいです。
飽きるまででも。
いや、それじゃ困るよ!というのであればとりあえず5分にしましょうか。
10分は慣れないとなかなか難しいです。

観察の時間が終わったら、一番印象に残ったものについて、どのような感情を、何故抱いたのか考えてみてください。
印象に残ったものがなかったら、一番最初に浮かんだものとか、一番最後に浮かんだものでもいいです。

考えるときは、善悪とか、当たり前にとらわれないでくださいね。
寧ろ、自分が何をよいと思い何を悪と思うか、どんな当たり前を持っているのか理解することが重要です。

最初はもしかしたら何もわからないかもしれません。
仮に「自分にはこんな思い込みや刷り込みがあった!」と感じたなら、成功です。
感じなかったら?失敗ではありません。成功に至る道を歩んだのですから、自分を褒めてください。そして、時間をおいてもう一度チャレンジしてください。

成功した人も同様です。
回を重ねるにつれ、自分の深い部分が見えてくると思います。

大切なのは、何かしらの判断をするのではなく、「何故」を繰り返すことです。

最終的には、自分に刷り込まれた価値観等を見つけることが目標です。
見つけることができたら、それは本当?正しい?自分を幸せにする?と考えてください。
答えがNoなら、じゃぁとんな価値観なら幸せになれるかな?を考えてください。完全な答えではなくても、今より良くなりそうなら、「現時点の正解」として、その考えを肯定してください。

こうやって少しずつ変えていきます。

問題が根深い場合は時間がかかるかも知れません。
でも、「成功以外は失敗」ではないんです。
「この方法では成功できないことがわかった」でもありません。
「成功への道を歩んだ」のです。
千里の道の1歩を歩んだんです。
とても素敵な事じゃないですか!

さて、夜も遅くなったのでここまでにします。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。



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