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袋田の滝:ただの旅日記①
どうもこんにちは、どんこめです。
今回はただの旅日記です。シンプルにお楽しみいただければと思います。
袋田の滝は茨城県北部にある滝で、日光の華厳の滝、和歌山県の那智の滝と並び「日本三大名瀑」の一つに数えられています。
東京方面からのアクセスだと、
・水戸駅から水郡線「袋田駅」or「常陸大子駅」
→バス(袋田駅発4往復、大子駅発2往復)orタクシー
・常磐自動車道「那珂IC」から約1時間
…といった感じで、片道3~4時間弱かかるなかなかアクセス良好とは言いづらい場所なのですが、水郡線は時々臨時列車が走ることもあるのでそういったついでに行ってみるのも面白いかと思います。
以前「風っこ」号に乗って温泉までは行ったことがあったのですが、日帰り旅行だったので結局滝までは行かないで帰ってしまったことがありました。
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水戸→袋田 約2時間
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今回は車で行ったので、水郡線沿いに伸びている国道118号線を延々と走っていきました。特に常陸大宮付近までは片側2車線のバイパス道路のような感じで、広々とした流れの早い道路が続いていて快適でした(これでは単線の水郡線は厳しいな、と思ったり)。
その先は一気に山肌が近づいてきて、曲がりくねった道を進むことになります。この日は一駅隣の常陸大子駅近くのホテルに泊まって、翌朝袋田の滝へと向かう予定だったので、ほとんど道中は真っ暗でした。それでも不思議と常陸大子付近だけは急に民家が増えてきて、かなり明るかったのが印象的でした。
袋田の滝…奥まったその先にある
さて、自分たちは今回常陸大子の方から車で行ったわけなのですが、袋田駅から滝の方へ向かう場合もやはり車、つまりバスかタクシーを使った方が無難だと思います。というのも、袋田駅自体が谷の途中のような所にあって上り坂な上、3キロも離れているので片道40分以上かかってしまうのです。
散歩にはいいかもしれませんが、歩く場合は結構な距離を覚悟してください。
駐車場はいくつかありますが、無料駐車場は2か所。かなり手前にあり、そこから更に歩いて約15分かかるので、面倒な人はその先の有料駐車場を使った方がいいでしょう。有料駐車場も近づくほど高くなるのですが、お土産屋の駐車場を使わせてもらう場合はお店で買い物することを頭に入れておいた方がいいでしょう。
自分が見た限りでは、滝付近でも駐車料金は500円程だったと思います。
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滝の入口は写真左奥の橋を渡るか、中央のお店の駐車場を経由した先の2か所。
すぐそばの川で川魚が養殖されているようで、鮎の塩焼きなどが食べられるようでした。
滝の出入口は2か所あり、お土産屋さんの並ぶ通りから行く場合は長いトンネルを経由していくことになります。もう1つの方は川を挟んだ反対側にあり、お土産屋さんの駐車場を抜けた先の山道を抜けた先、吊り橋を渡った所にあります。おそらくこちらの道を最初に見つけるのは難しいと思うので、こちらは帰りに通ってみるのがいいかもしれません。
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滝までは長い上り坂のトンネルが続いている。
間接照明が仄かに照らしている
ところで、袋田の滝は水量が大きく変わる滝のようで、季節もそうですが前日の天気も影響を受けるようです。この日は前日に一部地域で雷を伴う大雨が降っていたので、さてどうだろうといったところ。
近くまでは2、3回来ていたけれど、実際に来たのは初めてだった袋田の滝。思ってた以上に迫力が凄かった! pic.twitter.com/0RAw8ABx1w
— どんこめ🍿🥤📹🚨don.comet (@donkoucomet) August 4, 2024
間近で見る滝はそれはもうすごい迫力だったのですが、どうやらこれでもまだ水量が少ない方だそうです。多い時にはもっと全体的に白く染まるほどの水量になるのだとか。
トンネルの途中に先ほど説明したもう1つの出入り口があり、そのすぐそばに吊り橋があります。これをそのまま進んでしまうと戻ってしまうので、トンネルの元来た道を戻ると下から眺める第一観瀑台があります。
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そしてエレベーターを使った先にあるのが、上から眺める第二観瀑台です。結構な高低差があります。
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確かに上から見ると、水量はまだ少ない方であることがわかります。多い時は中段部分も水でいっぱいになるようです。
冬季には滝が凍って「氷瀑」と呼ばれる姿となり、ライトアップなども実施したりするそうです。秋は紅葉も綺麗なんだそうです。
つまり、袋田の滝が面白いのはこれからの季節なのかもしれません。
そういえば午前の訪問ということもあり、日本人観光客もインバウンドも少なかったような…。ポジティブに捉えれば、穴場です(笑)
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隣の常陸大子周辺にも様々注目ポイントがありますので、是非訪問してみてくださいね。
訪問例…
日帰りコース
東京駅7:52発→ ひたち3号 →水戸駅9:18着
水戸駅9:23発→ 水郡線 →袋田駅10:33着
袋田駅10:37発→ バス →滝本バス停10:44着
滝本バス停15:30発→ バス →袋田駅15:37着
袋田駅15:57発→ 水郡線 →水戸駅17:14着
水戸駅17:27発→ ひたち22号 →東京駅18:43着
ホテル等は、袋田の滝周辺と常陸大子駅近辺に集中しています。
それ以外の場合は水戸駅周辺に宿泊して、翌日移動すると良いかもしれません。
東京~水戸間 最速は特急ひたち号、次点でときわ号。快速・普通電車は乗換が必要な場合が多いです。(常磐線においては普通=快速な点にご注意ください。違いはグリーン車の有無程度です)
料金目安は片道約5000円、約1時間15~20分です。(特急券込み)
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東京~水戸間で ▲560円
えきねっと
高速バス「みと号」も運行されています。所要時間はほぼJRの倍かかりますが、その分安いです。
東京~水戸間で 片道2250円、約2時間半です。