どんぐり不動産

はじめまして どんぐり不動産です。 「どんぐり不動産」は、弊社代表者の特許庁商標登録で…

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はじめまして どんぐり不動産です。 「どんぐり不動産」は、弊社代表者の特許庁商標登録です。 自然環境保護をポリシーとして古民家に特化した不動産仲介業をしています。 古民家に付随する田畑や山林を後世に繋ぐ活動をしています。

最近の記事

土佐へ落ち延びていらした伯耆(ほうき)の国のお殿様の隠れ家

鳥取県伯耆の国 川村群(かわむらごおり)城主 川村主水の守やんごとなき方のお家が、ここ高知県吾川郡いの町上八川(かみやがわ)にひっそりとございました。 手積みの石垣の上に佇んでいます。 お家を知らしめる目印は三本の檜 室町時代文明十八年(1486年)にこの地へ ここまでお家を存続させるにはそれなりの所以がおありだったのでしょう。 厨子二階(つしにかい)の母屋 中二階とも呼び、物置などに利用していました。現在はサッシ窓になっていますが、当時は京町家のような虫籠窓(むし

    • 外観からは気付かなかった。実は、THE古民家だった

      平成30年2月に、家主様から「お客さん付けて~」とご依頼いただき、ご成約させていただいた平屋の古民家をご紹介いたしましょう! 外観を見た限りでは、たぶん築40年ぐらいかな~と思っておりました…そして、中を拝見させて頂きましたところ!!! おや?Σ(・ω・ノ)ノ! 玄関の造りが、武家屋敷風式台形式! 窓はサッシではなく、お洒落な木枠のガラス窓で稀少価値のある工芸品、しかも角丸(すみまる)という手作りの伝統工芸品! あ、なんて美しい!!! 日本の伝統でございます。ウット

      • 仁淀川を臨む蔵のある古民家

        仁淀川を臨むナイスビュー✨な蔵付きの古民家 築100年❗ 家主様が貸したいとのご依頼でございます。 リビングから仁淀ブルーが見えるんですよ😉 ここで、珈琲☕とケーキ🍰食べたい 誰か古民家カフェ開いてくれないかしら♪ お庭が広くて、東の入り口には、車を5台くらい停められます。 草をキレイに刈って お庭にテーブル置いて 本でも📚読みふけようかな… 毎日川遊びしたい人のために ルンルタッタ(’-’*)♪と下る小路もあるよ❗ 西にはなんと❗ 赤レンガ門❗ まるでジブリ

        • プライベート舟着き場のある古民家

          アユ釣りで賑わう一級河川「物部川」 香美市土佐山田町 その物部川沿いに庄屋クラスの古民家がございます。 漆喰の塀が秀逸です。 門の端には、「駒止め石」がありました。 訪れる客人の馬の手綱をくくりつけるための石です。 大門を入らせて頂きます。 潜り戸もございます。 玄関の格子欄間には家紋があります。 玄関は式台形式。漆塗りの細工が施されています。 中から外を伺うと、外部からの陽光が格子の間を抜けて日本の格式と荘厳さを醸し出しています。 お部屋の中を拝見させてい

        土佐へ落ち延びていらした伯耆(ほうき)の国のお殿様の隠れ家

          土佐山村ひっそり佇む明治の平屋

          今回の物件は、土佐山庁舎空き家バンク担当者様からのご依頼で、賃貸に貸したい物件があるので、所有者さんに会って欲しいとのことでした。 さっそく、土佐山庁舎の職員さんの車に乗せてもらってやって参りました。 お家のある土佐山桑尾は、標高400m以上はありますが、高知平野に近いため比較的温暖です。 土佐山庁舎から車で10分。 森の中の細い道路をぬいぬい行くと、ぽっかり見えて参りました。 明治24年築との事でございます。 屋根瓦は桟葺き。棟には青海波の紋様があります。 山

          土佐山村ひっそり佇む明治の平屋

          敬虔なクリスチャン 五代続いた医師の旧家

          高知県香美市土佐山田町佐岡に佇む旧家をご紹介いたしましょう。 東京にお住いの所有者様からご連絡を頂きまして、設計士さんと一緒にお伺いをさせて頂きました。 立派な門構えです。 塀は漆喰と積石の豪勢な造りです。 土佐山田町本村の旧家ですので、周辺の方々には有名なご邸宅です。 この度、お姑様がお亡くなりになられて、高知県へ足を運ぶこともなくなったため売却したいとの事でございます。 蔵もあります。 小屋裏には、明治三十六年の築年が記されています。 お庭も広く 縁側がお

          敬虔なクリスチャン 五代続いた医師の旧家

          南国市岡豊町 蔵のある高台の古民家

          県道北本町領石線沿いのファミリーマート南国岡豊店のすぐそば 地図に名前の無い「天満宮」様のすそ野にございます。 庄屋さんクラスの大きな古民家です。 格式の高い式台形式の玄関 漆喰壁の所々は、硝煙漆喰で塗られています。 軒下の様子。日本の伝統的建築様式です。 お庭も広く、小高い丘にお家がありますので、県道と広がる田園風景が見渡せます。 そして、蔵がございます。 蔵は、現在の建築基準法ではもう建てることはできません。 土壁漆喰塗りの蔵は、ひんやりと静かで、食料の保存

          南国市岡豊町 蔵のある高台の古民家

          「やまと」と呼ばれる台風除けの雨戸

          高知県南国市十市に築51年の平屋の空き家がございます。 なかなかしっかりした造りのお家です。 「やまと」呼ばれる台風の時の雨戸があります。 お庭がとても広く、池もあります。 駐車場は、北側に3~4台置けますし、開口部が広いので、お客様がいらしたときはこのお庭に駐車可能です。 北側の駐車場スペースです。↓ 全面道路です。↓ 四国八十八ヶ所第32番札所「禅師峰寺」へ向かいます。 間取りをご紹介いたしましょう! 土佐独特の「お客」という宴会(お家パーティー)をよく開いて

          「やまと」と呼ばれる台風除けの雨戸

          牧野植物園の山のふもとにある古民家

          植物学者牧野富太郎博士の業績を紹介展示する牧野植物園が、ここ高知市五台山にあります。 巡礼四国八十八ヶ所の第三十一番札所竹林寺と隣り合わせにあり、歩き遍路の巡礼コースでは、民家の細い遍路道を歩いているとそのまま牧野植物園に入り込んでいて、 気が付けば、観光客でにぎわう植物園へ出てしまいます。(;・∀・) かつて、弊社代表も7年前に歩き遍路へ出発し、この道を歩かせて頂きました。ありがとうございます。合掌。 さて、ここに553㎡(167.28坪)の土地の売却のご依頼を頂きま

          牧野植物園の山のふもとにある古民家

          日本家屋を介護施設に

          今回のご依頼は、所有者様の担当税理士さんからのご連絡でした。 「両親が亡くなり空き家になった。壊すのは忍びないので誰かに貸したい。」とのご相談でございました。 担当税理士様は、お家が立派な日本の伝統建築だったので、「古民家に特化して仲介業をしているどんぐり不動産が良いのではないか」との事でお繋ぎ下さいました。有難い事でございます。 早速、物件を見に行って参りました。 めっちゃ豪邸でございます! (`・ω・´)ゞ しかし、立派な伝統的建築でございます。 敷地内には駐車

          日本家屋を介護施設に

          江藤新平が投宿した江戸時代の旅籠屋

          高知県東部に位置する奈半利町には、登録有形文化財に指定されている民家がいくつかあります。 今回、「江戸時代の旅籠屋」西尾家住宅 所有者様のご子息様からのご相談です。 いずれ空き家になるので、誰かに貸せるだろうか見に来てほしいとの事です。 高知県ヘリテージマネージャー(歴史文化財活用推進員)の後藤氏と地元、奈半利町「町並み保存」にご尽力されている「なはり浦の会」森会長さん、それから、隣町の田野町で介護施設を経営されている代表取締役西岡様にご同行頂きまして内覧させて頂きました。

          江藤新平が投宿した江戸時代の旅籠屋

          仁淀川町池川 医院建築の古民家

          「土佐の名建築」で取材を受けたんだよ~誰か借りてくれないかな~ と、所有者様からご相談を賜りまして、早速下調べをして内覧へと伺わせて頂きました。 その本は、高知県立図書館に蔵書としてある事を発見しました。 1997年刊行ですから、今から27年前。 「長州大工の民家 武家風玄関に風格」の題名で紹介されていました。 巻末の当時編集に携わった筆頭執筆者に知人の名があり、連絡をしましたところ、ここの現場は見ていないので是非見てみたいとの事で同行して下さいました。 このサイトの

          仁淀川町池川 医院建築の古民家

          大正14年築 洋館建築のある古民家

          大正14年に、日本の伝統建築様式である母屋が建築され、昭和初期に「一間洋館」と呼ばれる建築様式である中2階が増築されました。 洋館風の建築様式は、当時、町の小さな医院などで流行しました。 表題の画像は、1955年の画像です。所有者様のお父様がお正月に撮影されたものです。 現在の洋館部分の外壁は、平成の時代にサイディングに打ち直され、少々趣は無くなっております。 玄関は日本建築らしいたたずまいを残しています。 玄関は、武家屋敷風「式台形式」 格式のある造りです。 武家

          大正14年築 洋館建築のある古民家

          裏山借景 日本庭園のある古民家

          平屋の立派な古民家の家主様からご相談をいただき、香美市へやって参りました。2017年8月11日の記事 お庭には大きな鯉が泳ぎ、庭は山へと続く山水庭園です。 お家は、なかなか立派な伝統細工を凝らした欄間や障子のある豪邸でいらっしゃいます♪ ご心配は、雨漏りと変な虫🐜の件でした。 ①漆喰壁から雨水がシミ出ています。 ②客間へ入ると、床の間の柱を黒いデッカイ羽アリが帯状に登ってました😨。白い卵もせっせと運んでいます。 急ぎ仲良しの瓦屋さんに連絡したら、早速、信頼の置ける老

          裏山借景 日本庭園のある古民家

          「いの町吾北村柳野」長州大工の古民家

          さて、柳野物件その2は、こちら。 なぜかこの空き家のお隣さんが、内覧のご案内をしてくださいました。 とてもフレンドリーな♪お隣さんでした。 さあ!中を見てみましょう♪ 1Fの様子。 やはり、こちらのお家も長州大工さんの作です。柱は伝統工法の継ぎ手です。 なんということでしょう!手書きの襖絵! 前回の住人の方は、版画家さんだったそうで、 一晩で描き上げたという「室戸の夫婦岩」 ちなみに、天井低いです!背の高い方…頭ぶつけます。(´・ω・`) さて、2Fへ上がってみま

          「いの町吾北村柳野」長州大工の古民家

          高知県いの町吾北村柳野は、長州大工の作品が多い村

          高知県の西部、仁淀川沿いを北へ進むと、「いの町吾北村」という場所があります。 高知市内から車で約1時間。仁淀ブルーで有名な清流を眺めながらのドライブは最高です。 国道439号線はヨサクと呼ばれ、バイク好きにはたまらない(^^♪ツーリングルートです。 清流仁淀川沿いをドライブ♪するとこんな景色が見えますよ! さて、ほどなく右手に見えてきた「柳野ふるさと村」は、地元のおじいちゃん、おばあちゃんが運営をしているショップです。地元で採れたての山菜料理やあゆ料理を食べることができま

          高知県いの町吾北村柳野は、長州大工の作品が多い村