ヒプノセラピー忘備録1回目②
↑の続きです。
続いて、別の場面に進んでいくことになりました。
私は、↑で書いた思い以外に、物心がついたころから、漠然と
「私は生まれてきてはいけない命だった」と思ってきました。
理由やきっかけがわからず
だけど確信めいたそれは、いつも私の行動にブレーキをかけさせていた気がします。
そのきっかけとなった場面に行くことにしました。
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私は、実家の2階の、両親の寝室にいました。
そこには、生まれて数か月の私と双子の妹、そして若いころの母がいました。
(この場面での出来事は、本当にあったことかわからず、
もしかすると、それに近い体験があり、それの象徴として潜在意識が創り出した架空のエピソードかもしれません。
もし、本当にあったことで
こんな赤子の頃のことも潜在意識は覚えているのだとしたら、それはすごいことだなと思います。)
母は疲れ切った顔をしていました。母は私たち双子を寝かしつけようとしていますが、私たちは泣き止みません。
上の子ども二人もまだ幼いうえに、双子だなんて、
本当に私たち夫婦に育てられるのだろうか、という、若いころの母の大きな不安が、部屋中に満ちていました。
また、同居の義両親との関係性も、母が望むようなよい状態ではなく、
それでも義両親に頼らなければ子育てはできないだろう、ということも、
当時の母を不安にさせる大きな要素のように伝わってきました。
そんな空気を察知してか、私たち双子もずっとぐずっています。
「どうして双子なんて産んじゃったんだろう」
疲れの滲んだ声で、母がそう呟きました。私たち双子は、その姿を見ていました。
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私の潜在意識が示すには、
その出来事が「私は生まれてきてはいけない命」と感じたきっかけの一つだそうです。
その状況を、現在の私から見ると、
その時の母は極限状態で、心が正常ではないことは明らかでした。
きっと、口をついて出た言葉なだけで、いつもいつも、そんなことを思っているわけではないでしょう。
でも、赤ん坊の私は純粋で、そんな母に対し、
「生まれてきてごめんね」と、感じたのかもしれないなと思いました。
その後、セラピストさんの指示で、潜在意識の中の、母の心の中を探っていくのですが、なんだかこれにはすごく抵抗があり、逃げ出したい気持ちでいっぱいでしたが、セラピストさんに強めに、きちんと向き合うよう促されました。
印象としては、あまり解決に至った感じがせず、
次回2回目に持ち越しとなりました。
でも、なぜかずっと「私は生まれてきてはいけない命」と感じてきた理由が、なんとなくわかっただけで、きっと意味はあったのだと思いました。
2回目を、1週間後の2月4日(土)に決め帰宅しました。
2回目でかなりたくさんの発見があったので、また時間をあまり開けずに書き留めておければと思います。