2:私とゴキブリの90日間(はじめての出会い)
※ゴキブリと過ごした日々の中で、気づいたことをここにシェアしています。
数ヶ月前のこと。
出かけ先から帰ってきて、
電気を点けず、薄暗い中で流し台を片付けようとした。
あっゴミだ。捨てよ。と手を伸ばし持ち上げた。
ゴミの上に、黒い物体が…。
本能的感覚では、ウワッ‼︎ としたのを覚えている。
が、薄暗い中での黒い物体は、見た目では判別がつかない…。
何かしらの違和感を感じながら、伸ばした手をこちら側に引き寄せる…
途中で、気づいた…。
こ、これは……
スローモーションのように覚えている。
この数秒という僅かな時間のなかで、
ど、どうしよ〜。
と、私も、ゴキブリも戸惑っていた事を。
あれよあれよと、広い空間に連れていかれるゴキブリは、完全にフリーズしていた。
私は私で、どうしよう〜。
そのままのスローペースで玄関まで移動してドアを開けて、
持ってるゴミを外に、
ペシッ‼︎‼︎
と飛ばし捨てた。
黒い物体がどこかに行ったのを確認して、ゴミを拾ってゴミ箱に捨てた。
私としては、衝撃的であった。
なぜかというと、
ここの家は、引っ越しして1年くらい。
ここに引っ越す前のマンションは、6年くらい住んでいたが、ゴキブリが一切出なかった。
それもあって、かなり油断をしていた。
まさかだった。
ゴキブリが出るなんて…
悲しくて虚しく…この先どうしよう〜。凹んだ。
実家には、夜になるとコソコソと現れていたが、ふーん。ぐらいなもんだった。仲間がいると人間は動じないもんだ。
いやいや、っていうか、スプレーとか潰すとかしなさいよ。そんなもん平気よ。って方も多いだろう。
しかし、直接ペシッ!と潰したくない等の事情がある…。それについては、いつかここでシェアするだろう。
ってか、まぁ、結果的には、やっちゃうんですけどね。そこに至るまでのプロセスがあるのです。
ではまた。
今回の気づき
・目では何かが分からなくても、本能的感覚だけでも、危険物体が近くにある事が分かるようだ。
・無意識的なフワッとした動作は、ゴキブリもフリーズする。力ずくで何かをしようとすると、お互いが警戒の意識を飛ばし合い、お互いが苛立ち合うのではないだろうか。アドレナリンホルモンを感じあい、逃げるか闘うかのどちらかになってしまうんだろう。アドレナリンを出さずして、フワッとした意識…なんていうのか分からないけど…そんな事ができると処世術として使えるのではないだろうか。
・一人では怖く感じるが、仲間がいると動じなくなるもんだなぁ。
・余談: フワッとした力… マッサージでもそうだ。ガシガシと力ずくで肩を揉まれたりすると、筋肉が押されてたまるかー!と反発する。そして、次の日に揉み返しがやってくる。しかし、体重移動でフワーッ・ジワーッとゆっくり重さで施術をされると気持ちがいいし、筋肉が緩んでくるのもわかる。
まとめ
・これからの社会、もはや何が起こるか分からない。本能的感覚の危険センサーに磨きをかけていきたいものだ。
・フワッとした力の可能性は無限大。
・仲間がいると、心の器が大きくなる。