騒音のない世界 beco
インストゥルメンタル[instrumental]というものをご存じだろうか?
要するにBGMとほぼ同じ意味である。
歌詞がある楽曲に比べマイナーな分野なのであまり認知度はないかもしれないが、素晴らしい作曲家について書きたい。
騒音のない世界 beco
最近はyoutubeの登録者も約25万人と、いよいよ有名アーティストだ。
初期から見てた人間からすれば、地下アイドルがメジャーデビューしたみたいな何とも言えない気持ちがあるよね(笑)
この人の作る楽曲は何と言ってもギターの旋律。
ギターがボーカルの立ち位置を担うという、なんとも斬新なスタイルの楽曲を作る。このスタイルが自分にはドハマリした。
歌詞がないのに、まるで歌詞が存在するかのように錯覚するのだ。
花火
淡い一夏の思い出。
夏の高揚感と、夏が過ぎ去る一抹の寂しさ。
一切の歌詞を使わず、これらの感情を聴き手に与える。
これって本当に凄いことで、この人の作る曲は本当に不思議な体験ができる。
ニンニン忍者
はたまた、忍者が駆け抜ける疾走感を題材にした「花火」とは全く違う、遊び心がふんだんに盛り込まれた全く別のジャンルの曲も手掛ける。
ギターという電子楽器の中からひっそり見え隠れする和のテイスト。
同じような曲しか作れないアーティストも珍しくない中で、表現力の広さが素晴らしいと思った。
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寂しさを感じる曲から、明るく希望に包まれた曲まで。
産み出される多種多様な曲は飽きを感じさせない。
歌詞がなくても音だけでこんなに表現できるんだって。
全く新しいジャンルから勝負を切り込んできた。
感銘を受けたアーティストの1人だ。
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