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BOBBY WHITROCKのアナログ盤

今回はボビーウィットロックのレコードを紹介してみたい。
彼はスワンプ系のギタリスト/鍵盤奏者であり、デビューはデラニー&ボニーのメンバーとしてだった。また歌手としての実力は相当なものだ。
私がボビーを知ったのは学生時代。
当時音楽サークルに入っていたのだが、先輩達が演奏したデラニー&ボニーの「THINGS GET BETTER」に心を奪われてしまったのだ。この曲でハモンドオルガンを弾いていたのがボビーだった。ボビーはデラニー&ボニーのサウンド作りにとても大きな貢献をしている。
世間的にはボビーはデレク&ドミノスに成功によって一躍脚光を浴びたのだが。

BOBBY WHITROCK

1972年発表のファーストアルバムだ。
このアルバムは文句無しに素晴らしい!
スワンプロック愛好者なら絶対聴くべしアルバムなのだ。E.C/ジョージハリソン/ジムゴードン/ジムケルトナー/カールラドル/クラウスヴァーマン/ジェリーマッギーなどが参加している。とにかく曲が良い。
彼の最高傑作だ。

SONG FOR PAULA

この曲のポーラとはパティボイドの妹のポーラのこと。
当時ボビーとポーラは付き合っていたのだ。
ポーラは以前クラプトンと付き合ってたのだがボビーと引っ付いたようだ。クラプトンはジョージの妻パティを略奪してしまうし無茶苦茶な人間関係なのである。見開きジャケにポーラの写真が写っているがやっぱりパティの方が美人だ。

RAW VELVET

これがセカンドアルバムだ。
同じく1972年に発表されている。
実は私は学生時代にこのアルバムを買ったのだがあまりにも地味なアルバムだったので売り飛ばしてしまったのだ。
最近再発盤購入したのだが決して悪いアルバムでは無い。いや今聴くととても心地良いサウンドだ。

HELLO LA BYE BYE BIRMINGHAM

スライドギター弾いてるのはクラプトンだ。


ONE OF A KIND

1975年発表の3作目のアルバムだ。
キャプリコーン移籍第一弾だった。
このアルバムが私が初めて買ったボビーのアルバムだった。キャプリコーンなのでサザンロックと思って聴いていたが間違いでは無かった。
それといつからカプリコーンになったんやろ。
勝手に変えんといて欲しいわ。
絶対カプリコーンなんて呼ばんけんな!
もろサザンロックなこの曲聴いてね。

ROCKY MOUNTAIN BLUES

ROCK YOUR SOX OFF

1976年発表の4作目のアルバム。
このアルバムになるとスワンプ感は無くなり完全にサザンロックのサウンドだ。サザンロックとスワンプの境界線引くのは難しいんやけどね。だって初期オールマンなんて完全にスワンプやんか。ブラザーズ&シスターズぐらいからサザンロックと呼ばれるようになったけど本質は変わらない。

このアルバムは売れなかったようだが、内容はとても良い。もう無理してドミノスの曲入れなくても良いのにな。
あまり話題になる事は無いアルバムだけど素晴らしいアルバムです。サザンロック愛好者には絶対聴いて欲しいのだ。

IF YOU ONRY KNEW ME

素晴らしいスライドギターはリッキーハッシュだ。

次回はデラニー&ボニーでもやってみるか。

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