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MOTT THE HOOPLEの作品(CBS時代)


ALL THE YOUNG DUDES

1972年度作品
ISALAND時代には商業的には成功出来ず解散の危機に瀕したMOTTを救ったのがDAVID BOWIEだった。ボウイは当時バイオレンスROCKと呼ばれていたMOTTのファンだったのだ。
MOTTの危機を察知したボウイは名曲「全ての若き野郎ども」を気前よくMOTTにあげてしまったのだ。MOTTはCBSレーベルに移籍する。初シングル「全ての若き野郎ども」は全米3位の大ヒット!
ボウイは仁義を守りこの名曲はライブでしか演奏されていない。
レコードに針を落とすといきなりSWEET JANEが始まる。このアルバムのプロデュースはボウイだ。SWEET JANEを1曲目に持ってくるセンスは凄いぞ!「MOMMAS LITTLE JEWEL」がいきなり終わり「ALL YOUNG DUDES」が始まる。
A面ラストの「JERKIN CROCUS」はMOTT流ロックンロールの完成形だろう!
最高やで!

MOTT

1973年度作品
大成功を収めたMOTTは1作のみでBOWIE&MAINMANと決別する。前作はMOTT+BOWIEのアルバムだったのでMOTTのアルバムが欲しかったのだろうな。
アメリカツアー終了後にオルガン奏者のヴァーデンアレンが脱退する。自作曲を取り上げて貰えなかったからだ。
このアルバムカヴァーは非常にデザインが凝っている。私のレコードは再発盤の為再現されていないので紙ジャケCDを貼っておこう。

プロデュースはロイウッドを予定していたのだが、予定がつかずプロデュースはバンド自身だった。
このアルバムのハイライトはなんと言っても1曲目の「ALL THE WAY FROM MEMPIS」だろう。軽快で変態なサックスはアンディマッケイだ。
たまたま隣のスタジオでロキシーミュージックが録音していたので声掛けて参加して貰ったそうだ。

もう1曲気になる曲がある。
DRIVING SISTERだ。RCサクセションの「雨上がりの夜空に」を初めて聴いた時「殆ど一緒やん!」と思った曲なのだ。
まあ聴いてみて!

THE HOOPLE

1974年度作品
このアルバムが発売された頃私は14歳。
エドガーウィンターグループ「恐怖のショック療法」モントローズ「ファースト」と共に当時耳から蛸が溢れ出るぐらい聴き込んだハードロックアルバムだ。当時はグラムと呼ばれてたけどね。だから正常な評価なんてとても出来ないけど、MOTTの最高傑作なのだ。
間違い無いのである。
ミックラルフスも脱退し、スプーキートゥースのルーサーグローヴナー(契約上アリアルベンダー名義で参加)とモーガンフィッシャーが参加し最高のアルバムを創り上げてくれたのだ。
なんと言っても演奏がド派手でギンギンなのだ!ロックンロールはやっぱりピアノやのう!印象が全然違うぞ。
欲求不満の中学生には麻薬のようなアルバムだったのである。
ロックンロール黄金時代で始まり土曜日の誘惑で終わるこのアルバムが大好きだ❤️

THE GOLDEN AGE OF ROCKN ROLL

MOTT THE HOOPLE LIVE

1974年発表のラストアルバム。
73年12月ロンドン公演と74年NYブロードウェイ公演の記録だ。
このレコードは拡大盤2枚組CD「30TH ANNIVERSARY EDITION」が発売された今となっては中途半端でお役御免状態だ。
このアルバムはCDで聴いてね。最高だから😍

ROLL AWAY THE STONE

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