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70年代THE WHOの作品
LIVE AT LEEDS
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1970年度作品
このアルバムデザインは当時の海賊盤を模擬たもの。英国盤はペラペラのボール紙をホッチキスで止めただけの簡素なデザインだ。
日本盤は紙質がもう少し厚い。米盤は中間ぐらいだったかな。
このアルバムにはピートのマーキーでの格好いいポスター1枚と写真や歌詞カード、領収書などが11枚入っていたが、ポスターと写真以外は別にいらんかったのう。
名盤としての地位を確定させているアルバムだが大した事は無い。選曲がもう一つだし音質も良くない。リーズは2001年に発売されたデラックスエディションCDを聴いて初めて全貌が解ったのである。レコードはマニアが買えば良い。デラックスエディションCD聴いてね!
SUBSTITUTE
WHO‘S NEXT
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1971年度作品
初めてWHOを聴く人に勧めたいアルバムだ。
不滅の大名盤なのである。ええ曲ばっかり。
当時ピートはトミーに続く企画として「ライフハウス」を進めていたのだが上手くいかなかった。このアルバムの半分がライフハウス用音源だが一切違和感を感じる事は無い。
ハードロックファンならだれずに1曲目のBABA O‘RILEYからラストの「WONT GET FOOLED AGEIN」まで一気に聴いてしまえるだろう。
四重人格
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1973年度作品
私にとっての最高傑作なのだ。
WHOの作品ではWHOS NEXTが圧倒的に人気があるが、私にとってこのアルバムはWHOS NEXTの遥か上を行く。このアルバムは対訳付き国内盤がベストだ。歌詞がとても重要だからだ。私はこのアルバムをクオードロフェニアと呼んだ事が無い。幾つになっても四重人格なのである。
このアルバムには分厚い写真入りブックレットが付いており、物語を理解する手助けをしてくれる。
曲を聴きながら歌詞カードと写真を眺めるのだ。直ぐに咀嚼は出来なかったが何度も聴いて眺めているうちに全体像が見えてきた。
後に「さらば青春の光」という映画が公開されたが、ストーリーもとても良く理解出来たし私の解釈は間違っていなかったのが解りとても嬉しかったのだ。
5:15
ODS&SODS(不死身のハードロック)
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1974年度作品
私がWHOを初めた聴いたのがこのアルバムだった。中学3年生だったな。このアルバムも流産してしまったライフハウスからの音源が沢山入った未発表曲集。
初めて買ったWHOのアルバムなので思い入れは半端ない。
このアルバムは日本盤。
おまけのポスターは嬉しかったな。長い間壁に貼っていた。
このアルバムは特殊ジャケになっており写真をくり抜いた部分からステージ写真が見える仕様になっている。この頃買ったレコードは飽きもせず何度も何度も繰り返し聴いた。1ヶ月のお小遣いが3000円だったのでLPレコード1枚買えば終わりだった。だからどんなつまらないアルバムも好きになるまで何度も聴きなおすのである。このアルバムは全ての曲が素晴らしいのである。未発表曲集でこれだけ良い曲が詰まったアルバムも珍しいぞ。
不死身のハードロック
THE WHO BY NUMBERS
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1975年発表
四重人格という大傑作の後ではさすがにテンション落ちるのかのう😭
サウンドに活気が無いのだ。
ジャケイラストはジョンエントウィッスル。
なかなかメンバーの特徴が良く出ているのではないか。
しかしこのアルバムは何度聴いても腹に入って来ない。何故かヨソヨソしいのだ。
残念ながら名盤では無い事は間違いない。
DREAMING FROM THE WAIST
WHO ARE YOU
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1978年度作品
アルバム発表直後にキースムーンが亡くなるという不幸を背負ってしまったアルバム。
このアルバムは日本盤を買っている。おそらくキースムーンの訃報を知り慌てて近所のレコード屋さんで買ったのだろうな。
でもあまり聴いて無いな😭
バイナンバーズより遥かに音に活気があるのだけど。キースが無くなってしまったのはショックだった。当時はWHO ARE YOUのビデオクリップでキースがふざけてるのを観るのはとても悲しかった。まだ家庭用ビデオなんて無かったからテレビかロック喫茶でしか観れなかったんやけど。
HAD ENOUGH
TOMMY /AS PARFOMED BY THE LONDON SYMPONY ORCHESTRA AND CHAMBRE CHOIR WITH GUEST SOLOISTS
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70年代には2種類のTOMMYのアルバムが発売されているので紹介しておこう。
まず1972年発表のロンドンシンフォニー交響楽団との共演盤。参加メンバーが凄い。
SANDY DENNY/GRAHAM BELL/STEVE WINWOOD/MAGGIE BELL/RICHIE HAVENS/MERRY CLAYTON/RINGO STAR/RICHARD HARRIS。
凄いゲストメンバーやね😍
27ページのブックレット付き
TOMMY ORIGINAL SOUNDTRACK RECORDING
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トミーの映画は1977年高校2年生の頃の上映だった。サントラ盤も買ったよ!パンフレットと入場券が残ってたので貼っときます。
パンフレット250円。入場券600円、レコードは輸入盤3000円だった。
この映画はもう何回観たか分からない。
映画館で何度も観てるしビデオも買った。
アンマーグレット、ジャックニコルソン、エルトンジョン、エリッククラプトンなど豪華キャストだった。映画評論家の評判は良く無かった記憶が残ってるけど、私は大好きだ!
THE KIDS ARE ALRIGHT
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1979年発表
このアルバムも映画のサントラ盤。
映画のサントラってつまらないものが多いのだけどこのアルバムは傑作だ。
でも今となってはレコードよりDVDで観る方が数倍楽しめるのだ!