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脱・優柔不断part3〜決断の前に伝えたい、自分を知ることの重要性〜

オレ「優柔不断を克服するには、決断力が大事。でも決断する前に、自分の頭でしっかり『考える』ことが先にあり、そのためには自分を知る、つまり【自分の軸】を持っていることが何より大事なんだ」


あらすじ

前回、優柔不断なヤツのタイプと特徴を傾奇者に教えられ、やっぱり僕は優柔不断だったんだなーと思い知らされた。

そして、脱・優柔不断のために今すぐできることとして

・完璧主義をやめて、過去を引きずらないこと

・決断することは何かを捨てることになること

・より良い決断をする前に、自分の頭で考えることが大事だということ

を教えてもらい、

傾奇者のオレさんは、今僕が仕事とお金を捨てて、入院を決め、人生を変えようと頑張っていることを感謝してくれた。

今回の要点

今回の記事で伝えたいことの要点をはじめにまとめておきます。

・「汝、自身を知れ」からはじめよう

・自分のことを知らないと、他人に振り回されてしまう

・日本人は、自分のことを知らない人が多く、その理由に学校の教育がある

・人は「言語」で生きていて、自分の軸は「言語」から作られる

「汝、自身を知れ」

オレ「いきなりだけど、オマエ、自己紹介してみろ」

僕「どど、えっと、どどもりっきーです。33歳の男で、これまでライターと力仕事、単発合わせたら15社位経験しました。退院後は何がしたいのか、よくわかりません、、」

オレ「アチャー、自分のことを何も知らない上に、オマエじゃなくてもわかるつまらないことしか紹介できてないな、、

やりたくもない仕事もなんとなくやってるみたいだな。しかし、33年生きて何も自分のこと話せないのかね?」

僕「ですよね、なんか仲の良い友人とか、家族についてのほうがうまく紹介できると思います。」

オレ「じゃあ、中学時代の同級生、B君っていたよな?」

僕「名前だけはなんとなく覚えています」

オレ「じゃあ、B君の紹介してもらっても良い?」

僕「名前が特徴的だったから、少し覚えているだけで、顔は思い出せないし話したことないからムリですよ」

オレ「そりゃそうだよな。話したことないから知らないわな!で、オマエは自分のことをよく知らない。

つまり、日頃から自分と対話していないってことだよな。

自分のことを知らない自分が他人と話をしても、その相手に振り回されるってこと、なんとなくわかったんじゃないか?」

僕「他人に振り回されてウンザリ、よくそう思っていたけど、その理由がわかった気がします!僕は自分のことを全然知らなかった」

オレ「『汝、自身を知れ』って聞いたことあるだろ?あれはソクラテスの名言で、紀元前から言われているんだ」

僕「そんなに大昔から(゚д゚)!つまり、自分を知るってことは、時代・国を問わず人類共通の課題なんですね!」

オレ「そうなんだろうな。そしてオレたち人間は皆、言語を使って生きてるんだ。つまり言語にならないことは理解できない。だから自分を知ることは、自分を言語にして自分自身に伝えるってことなんだ」

僕「なるほど。人間だけじゃなく、パソコンのだってプログラミングの言語がないと動かないですもんね!」

オレ「そうだな!頭の中でモヤモヤしてるだけでなく、言語にして、それを客観的に見て理解を深め、積み重ねていく。

この作業がオマエの軸を強くしていくんだ」

僕「すごく納得!だけど言われてみれば当たり前で、今の時代、自分のことを知っている日本人が沢山いてもいいのに。

なんで自分のことを知らない人が多いの?」

日本人に、自分のこと知らない人が多い理由

オレ「その理由は、実は日本の学校教育や親の価値観が影響していると言われているんだ。

大人数の生徒を教育する組織体制になった時代の日本の学校は、高度経済成長期という背景があったから、よく従う労働力が必要で、軍隊式の方法が採用されたんだ。

つまり、学校教育の目的は、等しく有能な労働力の育成。そこに個性などは要らない。皆と同じことが美徳だという思想。なんと、今の学校教育もその名残が強く残っているんだ。」

僕「なるほど、、そういや体育の時間の『右向けーみぎっ』とかやるマジで意味わからなかった!一人だけ間違えて左向いてスゲェ怒鳴られたのトラウマだよ〜。言われてみたら軍隊っぽいね(^_^;)」

オレ「それはオマエがドジなだけだ(笑)

んで、オレ等の父ちゃん母ちゃんの世代の立派な人のゴール像って、

偏差値の高いところへ進学して、なるべく大きな会社に入ること、だったんだ。 

んで今の学校教育もそれと同じままで、それが幸せのゴールみたいな考え方を教えがちなんだ。

その結果、自分で考えなくても生きることができてしまった。

だから自分ことを知らない人が多いというワケなんだ。

まぁ、オレらも小中はかなりの優等生で、それなりに偏差値の高い高校、そして大学へ進学したけれど、その過程って、将来の夢とか何も考えてなかったもんな!」

僕「まさか中退して、パチンコばっか打って、ブラブラして、身体壊して入院するとは僕も周りの人も思ってなかっただろうけどね(^_^;)(笑)」

オレ「まぁ、この流れが転機となって、今のオレがいるんだけどな!たから過去は気にするな。今ここに集中して生きろ!

いきなりだけど、オマエって周りの顔色をめっちゃ気にしているよな?

人前でどもることを異常に気にしたり、これまでの経験が恥ずかしかったり、自分の意見を言ったらなんて思われるだろうか、とか」

僕「かなり気にしているよ」

オレ「この原因って『自分軸』を持ってないからなんだよ。

つまり、なんとなく他人と同じじゃないといけないと思っていて、なんとなく生きている。

右向けみぎ〜で間違えて左むいただけで皆のまえて怒鳴られる教育受けてきたんだから、まぁ仕方ないよな(笑)

これからは『自分軸』を持ってもっとポジティブにカブいて生きようぜ!」

僕「『自分軸』をもって、どもっても、どもっても、堂々と挑戦していきたいです!」

オレ「ナイスな意気込みだ!今回は、

・自分のことを知らない日本人は多い
・自分のことを知らない人が多い教育の背景
・自分のことを知る大切さ

が伝わればそれでいい。
『自分軸』については次回ゆっくり説明する。一応、それまでに誰のために自分は生きているのかをじっくり考えておくといい。これも今度詳しく話すが、一番はオマエのために生きろ!」

僕「押忍!」


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