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データ活用の進め方 - 4つのステップの詳細編 Part1

こんにちは。DomoのKotaroです。

画像8私の前の記事からずいぶん経ってしまったので、簡単におさらいをさせて頂きます。

前回までのおさらい

デジタル変革とは?データ活用って?では、デジタル変革(DX)の肝はデータ活用であり、データを制することこそが組織のDXにつながることであり、
データ活用の目的は、何かしらの“改善”にあり、明確な“改善”の目的を定めることから始めることが重要だと説明させて頂きました。


データ活用の進め方 -4つのステップ-で、データ活用の4つのステップについて概要を説明させて頂きました。
これから、その4つのステップについて、具体的にどうすればいいのか、説明してまいりますね。

第1ステップ:“改善”の目的を明確にする


改善の目的を明確にするというのはどういうことでしょう?

前回 『KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)、KPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)を決めましょう。』と書きました。

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って、なることが多いんじゃないでしょうか?

いきなり上司に
「データ活用するぞ。BI導入するぞ。だからKGI・KPIの設定をするんだ!」
って言われたり
BIベンダーさんから
「御社のKGI/KPIはなんですか?」
って聞かれても困っちゃいますよね。

データ活用とKGI/KPIがどういう関係性で、どう活かせばいいのか、分かっているつもりなんで、なんかちょっと違和感があったりしませんか?


まず、ネットで調べると
KGI = Key Goal Indicator:重要目標達成指標
KPI = Key Performance Indicators:重要業績評価指標)
って出てきますよね。

スクリーンショット 2021-09-24 11.31.45

そう。指標です。

これまた、ネットで調べると
 指標 = 物事を判断したり評価したりするための目じるし
状況や物事に価値をつける際の基準となる要素
と出てきます。

データ活用の上では

良し悪しを判断する基準となる数字

ということになります。

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・・・・・・・・・

で、データ活用の第一ステップ 『改善の目的を明確にする』 ということなんですが、どういうことかというと、データ活用においては、以下の図式となります。

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業務を改善したい、課題を解決したい、昇給したい、など 何をしたいの? What do you want to do? に対する答えが『目的』になります。

そして、それらを達成するために行うことが『目標』になります。

例えば、

目的:ワークライフバランスを改善したい → 目標:残業時間を減らす
という関係性です。

この目標の残業時間を減らす、というのはどの程度減らせば目的を達成するのでしょうか?何時間以下になれば良い結果なのか?

ということを数字で示したもの、
測定できる値、基準となる値が『指標』です。

結果、できあがった目的と目標、指標の関係は以下のようになります。

目的:ワークライフバランスを改善したい→目標:残業時間を月40時間以下に減らす

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このように、

目的と目標、目標に測定可能な指標値がある

というものを明確にしていくことがデータ活用の最初のステップで行うべき作業なんです。

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そこなんですよねー。まさに最初につまづきがちになってしまうところ。

目的、目標、指標の関係性はお分かりいただけたと思います。

指標がKPIです。

KPI作れる気になりませんか?

たくさんKPIを作る必要はないんです。

あまりにたくさんのKPIがあっても、明確な目的に基づいて作成されたものなのかどうか認識して管理しきれるか微妙なところ。


明確に認識できる目的に対するKPIであることも重要です。

なので、たくさん作る必要はなく、目的、目標および指標の数を1つから始めてみてはいかがでしょうか?

スクリーンショット 2021-09-24 11.41.12


ここからは次のステップですね。

Part2につづく。。。


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