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これって、もしかして冬季うつ?

12.1.2019 / どいちぇん日記 nr.6

Ich vermisse die Sonne wirklich.
激しく太陽が恋しい。

年が明けてから浮き沈みが激しい。これって、もしや冬季うつの前兆? 心配すればするほど、また落ち込んでいく。そもそも、暗いうちに起床して日の出前に家を出るということが、高校を卒業して以来、ほとんどなかった。高校時代に吹奏楽部だったわたしは、3年生の夏のコンクールまでほぼ毎朝6時過ぎに家を出て練習していた。その結果、大学も補欠合格で入学し、日学の奨学金が利子付きで貸与されることになり、今自分の首を締めている……というのは別の話。前職は10時出社だったし、昨年までの2年間は学生やフリーターをしていたし、ここにきてやっと、世の中のみなさま、本当にご苦労さまです、と共感できるようになった。

そんな不安定な状態で、今一番わたしの頭を悩ませているのは、働き方についてだ。わたしはドイツで働いているとはいえ、結局は日本人の会社。極めて日本的な社内ルール(もしくは暗黙のルール)に納得いかないこともあって、すごくもやもやするときがある。とはいえ、わたしもまだ編集者として5年目だし、何よりこの会社に雇ってもらえたおかげでドイツに残れたんだから、文句はなし!……と自分を一生懸命説得してみるのだけど、でもがんばっていないわけではないし、っていうか、いま事務所の編集者ひとりだし? とか堂々めぐりになったりする。だけど結局、会社から期待されていることはちょっと違うようなのだ。そこで、すとんと腑に落ちたのが、あ、そうだ、Urlaub(有給休暇)があるではないか、と。これは日本で働いていたときとの大きな差だ。年間、約1ヶ月の有給休暇を原則すべて消化することになっている。だから、毎日残業します、週末も働きます、わたしの人生を会社に捧げますー! ということではないが、将来的にフリーランスを目指すためにも、部分的に前職時代のような修行僧モードに入ることを決意した冬の週末。

memo:たしかいちばん最後にさんさんと太陽の光が降り注いでいたデュッセルドルフの写真。気休めに、今朝からビタミンDを飲みはじめました。効果あるのかな?

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