【映画感想】『ずっと独身でいるつもり?』

こんにちは!
今回はアマゾンプライム独占配信の映画『ずっと独身でいるつもり?』の感想を書いていきます!

配信されてから時間は経っていますが、私は今まで観なかったのは「怖かったから」です。
『ずっと独身でいるつもり?』と呼びかけるタイトルに、感想レビューを観たらあまりはっきりしないレビューが並んでいました。
それと私の友達は結婚することに恐怖を感じたのかネガティブな感想だったのもあります。
また配信時には私自身が『適齢期に結婚するもの』が呪縛に感じていたからだと思います。
それがなくなった今、感想を書いていこうと思います!

あらすじ

 10年前に執筆したエッセイから一躍有名作家となった本田まみ(田中みな実)、36歳、独身。女性の幸せの価値を赤裸々に綴り、読者の支持を得たが、それに次ぐヒット作を書けずにいる。世間の需要に応えつつも、作家として迷走中にあるまみは、自身の年齢に対して事あるごとに周囲から「ずっと独身でいるつもり?」と心配されている。さらに、配信番組でのまみの発言に「空っぽになった」と感じ、失望する元ファンの由紀乃(市川実和子)。夫への小さな不満を抱えながらインスタ主婦を続ける彩佳(徳永えり)。パパ活女子として生計をたてつつも、若さを失うことに怯える美穂(松村沙友理)。異なる生きづらさを抱える4人が踏み出した小さな一歩とは?(引用:フィルマークス)

感想

 
 映画としてはとりあえず女性4人とも今いる場所を好きになれたことが良かったなと思いました。
それは4人とも「決断」できたことが大きいかなと。

専業主婦ではなく「働きたい」と夫に意思を伝える。
平気だと思っていた元彼と決めた家から引っ越す。
パパ活や今までの人間関係を辞めて自分で働く。
自分に合っていない人との「結婚」を辞める。

どれもみんな「こうしよう」と決めたから物事が動きました。
それまでの4人は言いたいことがあったけど周りの期待に応えようと自分の気持ちを伝えることを我慢しすぎて他人からの言葉がネガティブに聞こえてたんだと思います。
それは本人自身も自分の幸せというものに気づけていなかったから。
何となく本人自身も不安の正体が分からずに過ごしてたことで隙が生まれ、軽く相手の言いなり状態になっていました。

 まみと美穂は結婚やパパ活関係ストップと言った男性側からの決断によりそれに気づき、由紀乃と彩佳は独身と家族を持つ生きづらさをお互いに知ることで気づくことができました。
人間の決断はどこで生まれるか分かりませんね。

私はこの映画を観て、『人と比べること』は心を健やかにして生きていく時に必要のないことだなと思いました。
それに不安な時は不安な物事や言葉が寄ってきますが自分が決断した時からどんどん変わっていくということも学びました。

 最後に私の一番好きなシーンを。
まみが公園を歩いていると昔からの知り合いらしきおじさんに会います。
結婚を辞めたというまみに特に驚く様子もありませんでした。
そんなおじさんにまみはどうしてかと聞くと
「みんなが結婚して幸せになれるんだったら、『残念』っていうけどね」と。
結婚に悩むのってもしかしたら『幸せになりたい』からなのかもと気づいた瞬間です。
『幸せになりたい』のなら結婚でなくても良いですよね。
これも結婚を辞めたまみだから出会えた言葉でした。

もっと個人的に好きなシーンは結婚を辞める時に「なんでプロポーズ受けたの!?」という婚約者に「魔が差したからっっ!!!」と答えるところも好きです笑

最後までこの感想を読んでくれたみなさんに素敵な出会いと幸せを♡



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