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面接の違反を訴える難しさ

と、弁護士さんのサイトで読んで、
本当に「面接時のトラブルは対応してもらうことの難しさ」を痛感する。

「私たちでは指導の権限がないので労働基準監督署へ」
という大手求人サイトからのメールにズッコケつつ、
本当に行ってみて(おそらくメールを出した担当者はそこまで深く考えていない可能性もある)相談。
法律違反や侮辱的な発言について報告したところ、色々相談して確認して頂いたのにも関わらず、現状可能なことが、企業のコンプライアンスに相談することぐらいしかないのが難しいところだと、痛感。

企業は、不採用にした人間からの連絡については重く受け止めることはないのは百も承知なのと、私は当時の面接の状況を録音しているわけではないので、弁護士に相談してもなすすべがない現状。求職者の立場が本当に弱すぎることを痛感。そして、採用面接官は、求職者に威圧をかけても「労使関係がないから別に何やってもいい、特に採用する気もない人に対しては何言っても構わない」という態度を平気でとるような人間性を持ち合わせているのだなと理解できる。

企業の採用活動は営業に近い仕事だと言われるが、同時に自分達をもっと疑うために、自分達が法律違反をしていないかというフィードバックを兼ねて、例えば担当者側が求職者に自分の職務経歴書を見せること、面接データを録音して求職者に共有するだとか、それぐらい自分たちに厳しくしてもいいと思う。これは極端な言い方だけれども、ひどい面接が5件ほど続き、私は面接を受けることに自信をすっかり失い、就職活動が今できずにいる。もちろん今後クリニックに通ったり、支援を受けながら仕事を探すことは可能だけれど、治療や支援を受けるためのプロセスや費用、時間と、そこに費やするエネルギーは計り知れないものがある。

また、転職サイトやエージェントは、企業側から金額をいただいているからといって、求職者が不快な思いをした面接を行った企業があれば、然るべき対応をもっとするべきではないかと思った。求職者はお金が発生していないから顧客ではない、という対応を取られてしまったような印象もある。

「求人」にまつわる仕事をしている方々に重く受け止めてほしいこと、また、今後何か対応の解決になることがみつかればという思いで、noteに書いてみようと思った次第。

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