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ワイン好きに捧げるレシピ#124《卵と新米とロゼワインと》


兵庫県で農家をしている知人から、穫れたての新米が届きました!

いち早く新米を堪能すべく、今が旬のわけぎを使用して卵かけご飯を作ってみました。

焦がしごま油とわけぎの卵かけご飯/Scorched sesame oil and green onion with egg rice

余談ですが、ワイン飲みが食事をする際の避けて通れない懸案事項の一つに『卵とワインは合わない問題』があります。

その主な要因は、ワインを合わせることで卵特有の硫黄臭が際立ってしまい、ワイン本来の風味を感じられなくなることが挙げられます。

今回はこちらに着目し、生卵の臭みを減少させつつ旨味を増幅させたワインに合う卵かけご飯のレシピをご紹介いたします!

材料

米飯          約150g
卵           2個
パルミジャーノチーズ 適量
わけぎ         1束(約50g)
醤油         大さじ1
みりん        大さじ1
白いりごま      小さじ1
ごま油         大さじ2
※分量:2人分

作り方

①卵は、殻を割り卵白と卵黄に分ける。

②茶碗に米飯をよそい、①の卵白・Aのパルミジャーノチーズを削り入れる。米がふんわりするまで、まんべんなく混ぜ合わせる。

③わけぎは、根を切り落とし小口切りにする。

④ボウルに③とBをすべて加えて、まんべんなく混ぜ合わせる。

⑤②の上に④を均等に乗せる。中央にくぼみを作り、①の卵黄を乗せる。

⑥小鍋にごま油を入れて、煙が出るくらいまで熱したら⑤にまんべんなくかけて完成!

熱々のごま油をまわしかることで、わけぎをさっと焦がしたような香りと食感、ジュワッと食欲を刺激する音がたまらない一皿です。

あらかじめ卵白とパルミジャーノチーズをお米にしっかりまとわせることで旨味を増幅させ、ふわふわの食感を作り出す点も美味しさのポイントです!

ワインを合わせるコツ

ごま油特有の芳香が卵の硫黄臭を抑え、わけぎの清涼感&ピリッと心地よい刺激が感じられる卵かけご飯には、果実味控えめながら香り豊かな辛口ワインがオススメです。

▲今回はオーストラリア産ピノ・ノワール&ピノ・グリをブレンドしたロゼワインと◎

特に、焦がしごま油の風味・醤油とみりんベースの甘辛い味付けには、赤ワインほど強すぎず白ワインほど弱すぎないロゼワインがとってもよく合いますよ。

わけぎは青ねぎでも代用可能なので冷蔵庫に余らせてしまっている方や、ワインとのペアリングを楽しみたい方は、ぜひお試しくださいね。


最後までご覧いただき有難うございます!

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