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ワイン好きに捧げるレシピ#147《焼き芋とサワークリームと泡ワインと》

新玉ねぎ、新じゃがいも、新生姜など名称に【新】が付く食材はたくさんありますが、新さつまいもの存在はご存知でしょうか。

通常、収穫されたさつまいもは2~3か月貯蔵され、でんぷんが糖に変わり水分が抜けることで、より甘味が増したタイミングで出荷されます。

しかし、新さつまいもは収穫後すぐに出荷されるため水分量が多く甘味は控えめであっさりとした味わいとのこと。

そこで、今しか味わえない新さつまいもを使用した、スパークリングワインに合うおつまみを作ってみました!


焼き芋のクリーミーポテトサラダ/Creamy sweet potato salad

今回使用したのは、もちろん茨城県産紅天使(紅はるか)。

▼初めて投稿をご覧になる方へ(東京都から茨城県へ移住しました)▼

紅天使は大手食品メーカーのカルビーのブランドで、なんと最大糖度47度という脅威のさつまいも!

新さつまいもならではの扱いに気を付けながら独自の製法で焼き上げた、こだわりの焼き芋をワインに合う一皿に昇華させちゃいます。

材料

焼き芋         1/2個(約250g)
新玉ねぎ        1/4個(約50g)
アーモンド       8個
サワークリーム    大さじ2
オリーブオイル    小さじ1
アンチョビフィレ   2尾
胡椒          適量
※分量:2人分

作り方

①焼き芋は、皮を剥いてひと口大に切る(紅天使のようにやわらかい品種は、スプーンでも簡単にすくうことができますよ)。

②新玉ねぎは、皮を剥いて薄切りにする。水に約10分さらし、しっかりと水気を切る。

③アーモンド・Aのアンチョビフィレは、粗いみじん切りにする。

④ボウルに①を入れ、マッシャーで潰す。

⑤④に②③・Aをすべて加え、全体になじませるように混ぜ合わせる。

⑥器に盛り付け、胡椒をふって完成!

シャキシャキとした新玉ねぎのほろ苦味、アンチョビフィレの旨味と塩味がさつまいもの自然な甘味と相まって、至福のポテトサラダが完成!

ねっとりとした質感の焼き芋に、サワークリームとオリーブオイルが加わることで爽やかな風味クリーミーな口当たりをプラス。

アーモンドのカリッとした食感も、美味しさのアクセントになりますよ。

Bodegas Berberana Dragon Cava Gran Tradition Brut

今回合わせたのは、スペインのスパークリングワイン

ボトル内で二次発酵を行ったのち、セラーにて15か月の熟成レモンライムなどの爽やかなアロマに、焼きたてのパンのような香ばしさが感じられるフルーティーで繊細な泡立ちのスパークリングワインです。

クリーミーで濃厚なポテトサラダをスパークリングワインのぷちぷちと弾ける気泡、キリッとした酸味が優しく受け止め、口中で柑橘の爽やかなフレーヴァーが心地よい余韻となって続きます。

日本特有の旬や季節を愛で、それを目一杯楽しむ文化は本当に素敵です。

今だけの【新】食材を取り入れながら、日々の暮らしをより豊かなものにされてくださいね。


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