ヤングケアラーを知って思ったこと
ヤングケアラーとは
僕がヤングケアラーを知ったのは、三島俊祐さんという方に会った時です。
三島さんを知った(と出会った)のは、去年の夏頃。
三島さんも、元々ヤングケアラーで、三島さんのお話を聞き、ヤングケアラーについて知りました。
家族の介護があるお陰で、十分な教育が受けられないということは、なんというか、難しい問題だなと思いました。
そして三島さんから、『ヤングケアラー わたしの語り』(澁谷智子 編)という本を頂き、その本で更にヤングケアラーについて知りました。
この本では、7人のヤングケアラーだった方たちの経験が書かれていました。
そこで印象に残ったことは、当事者たちは家族の介護のため、学校にも遊びにも友達と同じように行けないため、仲間はずれになったり、気を遣われることは嫌だというような内容が多く書かれていたことです。
そして仲間はずれになったり、気を遣われるのが嫌だから、中々自分がヤングケアラーだということを周りに言えないし、相談できる人もいない状況だったそうです。
今もヤングケアラーの人たちは、そういった窮屈感を感じている人は多くいると思います。
そしてヤングケアラーだと周りが知ったことで、気を遣われて会話されたりするよりも、周りと同じように接して欲しいと思っているそうです。
僕たちにできること
このことから僕が思ったことは、僕たちができることは、まずヤングケアラーを知ること。
そして、ヤングケアラーを多くの人が認知することで、当事者も周りに言いやすくなったり、相談しやすくなったりすると思います。
僕は三島さんと出会うまで、ヤングケアラーという言葉を知りませんでしたし、もしかすると学生時代、僕と同級生でヤングケアラーだった人もいたのかもしれません。
多くの人がヤングケアラーについて知るだけでも、当事者の方は気持ち的にも楽なのではないかと思いました。
そしてもし、ヤングケアラーの人と関わる時には、他の子どもたちと同じように接してあげることが大事だと思いました。
受け入れる社会
これはヤングケアラーだけではなく、他のことで悩んでいる人、相談しづらいことを抱えている人などについても、同じだと思いました。
多くの人が色んなことで悩んでいる人がいることを知り、偏見なく受け入れ、どんな人でも生きやすいような社会になれば良いなと思います。
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