心理的距離のマカフシギ
中村洋太さんのライターコンサルの初セッション参加後、他のコンサル生さんにメッセージで挨拶をしました。
さすが中村さんの生徒さん。
とにもかくにも、みなさん行動が早い!
すぐにTwitterフォロー、コンサルの感想を綴ったnote記事への「スキ」やリツイートなどのアクションをしてくださって、そのスピード感にまだまだ追いついていません。
みなさんにTwitterのフォローバックをしながら、いったいこの人はどんな文章を書くんだろう、と、これからnote記事を読むのが楽しみです。
そんなコンサル生のみなさん、経歴もさまざまですがお住まいもバリエーション豊かです。
北は札幌から南は竹富島まで。
私と同じ海外組、スペインのライターさんもいらっしゃいました。
スペイン在住ライターの早川さんに「ご近所ですね!うれしいです」とお返事をいただいたので、私も「ほんとだ、ご近所ですねー!」と返事を書こうと思ったのですが、そこでふと疑問が湧きました。
ちょっと待てよ。スペインとイタリアは近所なのか。
はい、ここで質問。
コンサルで学んだことはなんですか。
心が動いたらスルーしてはいけない。
どうして心が動いたのか、掘り下げて考えてみよう。
そうです、コンサルで得た学びは活かして文章にしないと。ということで、自分の中の「ちょっと待て」に答えるために調べることにしました。
早川さんが住むスペインのカンタブリアと私の住む北イタリアの街は、Googleによるとその間の距離は約1000km。
他のコンサル生さん達のお住まいどうしの距離はというと。
・札幌-東京:約830km
・東京-福岡:約890km
・札幌ー岡山:約1150km
・東京-竹富島:約2000km
早川さんと私の間の距離は、札幌のライターさんと岡山のライターさんの間の距離とあまり変わりません。ただお二人は「わー、ご近所ですね、うれしい!」とは思わないのではないでしょうか。
早川さんと私が「ご近所ですね」と感じる思考、心理的距離の近さのベースには日本との距離感があります。
・東京-私の街:約9700km
・東京-早川さんのカンタブリア:約10500km
10000kmに比べたら1000kmはご近所だよね、というのが「ちょっと待て」の疑問の正体ということです。
もし私が思考のベースに日本との距離感を持っていなかったとしたら、「え?お互いの街の間は1000kmありますよ、ちっとも近くないじゃないですか。」という返事を早川さんにするかと思います。
それだけで早川さんは、私が日本との距離感をベースにしていないこと、そして理屈っぽい変な人だな、ということが分かるはずです(そうじゃなくてよかった)。
自分の文章には、思考のベースに何があるのかが無意識に表れる。
これが今日の「ハテナ」からの学びでした。
(ついでにGoogleマップでの地点間の距離の測定の仕方も学びました。)