フランケンシュタインを始末する。
ハラリ ‘21’ Ch.7.NATIONALISM
‘The #technological challenge’ P120~122
‘ #技術的な課題 ’
(本題)
私たちが #核戦争 と #環境崩壊 を防ぐべきであるとは、誰もが意見が一致するところである。
一方で。 #バイオエンジニアリング と #AI を用いて、人間を #アップグレード し、 #新しい生命体 を創造することに関しては、意見が一致していない。
もしも、人間が、広く受け入れられている道徳的な規範を、上手に扱えなかったならば、 #フランケンシュタイン の時代の幕開けとなるであろう。
#21世紀 の #技術革命 は、 #宇宙規模 で理解されるべきである。
#40億年 の #自然淘汰 による #有機生命 の #進化 の後、 #科学 は、 #インテリジェントデザインによって形作られる #非有機生命体 の時代の到来を告げている。
この #プロセス において、 #ホモサピエンス 自体は消滅しそうである。今日、我々は均一化された種の #猿人類 であることに変わりはない。我々は未だに、 #体の構造 、 #肉体能力 、 #精神構造 の大部分を #ネアンデルタール人 や #チンパンジー と共有している。我々の手、目や、脳が個別に均一化されているばかりでなく、我々の悲哀、愛、怒りや、社会的絆までもが個別に均一化されたものである。
今世紀内か来世紀内には、 #バイオエンジニアリング と #AI が相まって、体や精神の特徴は均一化された型を完全に破るかもしれない。意識はどんな #有機構造 からも乖離し、 #物理的制約 から解き放たれ、 #サイバースペース を泳ぎだすと考える者もいる。一方で、意識から完全に分離した #知能 と #AI の発達は、‘ #超知能 ’ではなく‘ #無意識 という存在’に支配された世界を生じさせるかもしれない。
#イスラエル 、#ロシア 、及び #フランス の #国家主義 は、このことについて何と言おうとするだろうか?
#生命の未来 について賢明な選択を施すならば、我々は、 #国家主義 のものの見方を飛び越えて、 #グローバル な、あるいは #宇宙的 な視点で、ものごとを見る必要がある。
#フランケンシュタイン :英語においては、「自ら創造したものに滅ぼされる者」、「自ら撒いてしまった呪い(または災い)の種」といった意味の慣用句としても使われている。
#インテリジェント・デザイン :(英: Intelligent design)とは、「知性ある何か」によって生命や宇宙の精妙なシステムが設計されたとする説。しばしば、ID、ID説と略される。またIDを信じる人をIDer(インテリジェント・デザイナー)と呼ぶ。
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