🐻ぬいぐるみ保育園に参加したら、学びが深かった01
先日ぬいぐるみ保育園のイベントがありました🧸
そしてそれは、
非常に学びが深かったのです。
ぬいぐるみ好きなみな様は、ご自分がヘビーユーザーかライトユーザーか、にわかか、などご判断がつきますでしょうか、私はつかなかったです。
人間と人間の関わりがその数だけあるように、人間とぬいぐるみも、その関係性はその数だけあるのですから、もっともなことだと思います。
しかしです。
私はぬいぐるみ好きですが、今回のイベントで自分のことを「ライトユーザー」であると認識しました。
※分析するためにあえてユーザーという言葉づかいにさせていただきますm(__)m。
というか、そのようなカテゴライズが重要なのではなく、ぬいぐるみとの関わり方についてが重要になってくるのでその辺について改めて学んだことを以下に。
私は自分の大事にしているぬいぐるみは、自分と同等の存在であるため(実際には私に主導権があるのですが)、企画当初「自分のぬいぐるみは幼児、子どもではないなあ」と思っていたのです。だから保育園ではなく、普通に大人のような扱いをしてくれるサービス(※ぬいぐるみツーリスト)などであれば参加したいなと思ったのです。
では、ぬいぐるみ保育園というサービスを利用する持ち主さんとぬいぐるみの関係性とはどのようなものか??
結論から言うと、保育園に通わせる方の多くは「ぬいぐるみは家族」だという認識であるということ。そしていわば
所有者は「親」であり、守るべき対象が「ぬいぐるみ」になる訳です。なので、親がかわいい子どもを保育園に預けるのはいたって自然な流れであるということ。そして子どもが自分とは異なる社会の中で生きている姿を、連絡帳を通じて知り、一緒に楽しむ訳です。
持ち主とぬいぐるみの関係性は、子ども、パートナー、ともだち、相談相手、色々な関係性がありますが、保育園ユーザーは「親」的な視点を強く持っているのではないかと思いました。そしてそれは、ぬいぐるみヘビーユーザー視点であると言えるでしょう。なぜなら、様々な関係性の中から見た時に、親にとっての子どもという存在が最も時間をかけ丁寧に扱わなければいけない対象だからです。
ヘビーユーザーはそれほど愛情深く、ぬいぐるみのことを見ています。
しかしもちろんながら、ライトだからヘビーだから、といったヒエラルキーは存在しません。その人がその人なりの距離感でぬいぐるみを大切に思っていて、5体持っていたらその中で一番のお気に入りぬいもある訳です。人とぬいぐるみも人間の社会と同じで、相性があるように感じます。
ドールもぬいぐるみも「購入」ではなく「お迎え」をする、と言ったりします。そこにはただのモノとしてではない、大事な存在になることを前提とした人から人への配慮がある、と言えるでしょう。時にそういった、繊細な心と心を通わせ合うような世界があることを、私は今回のイベントや展示において様々な局面で知ることができました。
つづく