生態系ボードゲーム「Ecopyra-エコピラ-」について紹介します!!
フォーカスシステムズの大島です。
ブリッジフェロー茨田さんからのご紹介で、「Ecopyra-エコピラ-」(以下、エコピラ)を体験してきました!
エコピラは茨田さんと同じ研究室に所属する佐々木媛都さん(東京都市大学大学院 環境情報学専攻)が開発したゲームで、イベント活動も活発に行っています。
大作戦の活動の中でこういったつながりが生まれていることを大変うれしく思うとともに、貴重な体験をさせていただいたので、皆さんにも紹介させていただきます!
「Ecopyra-エコピラ-」とは
「エコピラ」とは、生き物同士の食べる食べられるといったつながり(食物網)を遊びながら自然に学べる、サイコロを使ったボードゲームです。
ゲームはある森を舞台に行われ、プレイヤーは調査員としてその森の生態系の調査を行います。
ゲームの中で使用するアイテムは3つです
調査員には動植物同士のつながり(役)が書かれた調査メモが与えられており、そのメモに書かれた通りに動植物を集めることでポイントが得られます。
動植物は六角形のパネルに描かれており、それらをサイコロを使って集めていくと動植物のつながりがピラミッド型に形成されていきます。
このように、ゲームを進めていくと「生態ピラミッド」が再現されるように作られており、生態系の中での生き物同士のつながりが自然に学べる構成になっているというわけです!
生態ピラミッドのことを英語では「エコロジカルピラミッド(ecological pyramid)」といい、これがゲームの名前の由来です。
大作戦メンバーも実際に体験させていただきました!
茨田さん、佐々木さん、同研究室の北村亘准教授の3名にハイラブル社へお越しいただき、エコピラを実際に体験させていただきました!
動植物が描かれたパネルはかわいいだけでなく、ゲームの中で出てきた動植物を実際に自然の中でも見つけられるよう、特徴を捉えたわかりやすいイラストになっているそうです。
ゲームを進めるごとに、生物同士の関係を自然におぼえ、調査メモを達成するスピードが早まっていくことを実感しました。
調査メモには動植物やそのつながりについての解説が書かれており、とても勉強になります!
また、六角形だったフィールドがだんだんと歪に変形していき、欲しいパネルが獲得できなかったり、サイコロが場外に出てしまったりと、ゲームの難しさが増していき後半は特に盛り上がりました!!
さらに!イベントに参加させていただきました!!
7月23日(土)に二子玉川 夢キャンパスで開催されたイベントに参加させていただきました!
当日の流れです。
挨拶、エコピラの説明
エコピラ体験(2ゲーム)
講義
自然観察会
自然観察の振り返り
当日は、ハイラブル社新製品のBamiel(バミエル)の設置にもご協力いただきました。
Bamielの設置により、「場」の盛り上がりがヒートマップ表示され、エコピラをプレイした当時の様子を可視化することができます!
黒の四角が机、グレーの丸がBamiel設置場所を表しています。
この場面では特に、マップ下の真ん中あたりに盛り上がりが見られますね!
プレイ中には立ち上がって前のめりにプレイしている子や、兄妹で競い合う子達の姿も見られ、親子で夢中になってプレイしている姿がとても印象的でした。
また、自然観察会ではRISE屋上にあるルーフガーデンへ行き、みんなで生き物探しをしました。
見つけた生き物は、その場で北村先生から解説をいただくことができ、部屋に戻って写真を見ながら振り返りも行います。
大学の先生から講義を受けることができ、エコピラと併せて自然体験をすることでより一層生き物や自然のことが好きになる、とても楽しく為になるイベントでした!
イベント情報や過去のイベントの様子はこちらからも確認ができます。
是非チェックしてみて下さい!
執筆:フォーカスシステムズ 大島
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