カルガモ

会社帰りにカルガモの親子を見た。オフィス街と公園を分離する大通りの前で、親鳥を10羽程度の雛鳥が囲うように身体を寄せ合っていた。きっと彼らは公園の川に移動したいのだと思う。しかし、目の前の大通りは多くの車が走っている。通りかかる人達は皆、彼らを一目だけして足早に通り過ぎる。
通りかかった自分も同じく通り過ぎて、その後どうなったかも分からない。
けれども帰ってからずっと気になっている。無事に鳥達は目的地に辿り着けたのか?
これは行動しなかったことに対しての後悔だと思う。この後悔は人生で何度も経験しているのに、今日も繰り返してしまった。自分が情けないと思いながら揚げ鶏を1人頬張るドルジなのでした。

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