見出し画像

雨が空から降れば、春蘭もまた雨のなか♪@いつもの森

モデルも風景もカメラもレンズも雨のなか〜♪
しょうがない、雨の日はしょうがない〜♪
って、雨は歌ほどしょうがなくもない。
雨はモデルも風景もいつもと別の表情を見せてくれる。
だから写真撮りにとってはラッキーなんだ。

雨にむせぶ

いつもの森についたのは8時40分。周囲は雨にむせび雰囲気のある表情をみせてくれていた。ほとんど車もない。
カメラもレンズも雨になかといえども、なるべく濡らさないように傘をさして歩く。それでも撮影に夢中になればそれなり濡れるが、ある程度は大丈夫なカメラだと売り文句にあったから信じることにする。

イヌコリヤナギ

運転しながら考えていたモデルの一つがイヌコリヤナギ。赤いシベと黄色のシベが同時に見られる素敵なモデル。そこに雨粒が絡むとどうなるのだろう?と想像していたのだけど、すでに黄色のシベがなかった。残念。

大きな雨粒をかかえて

二度目のモデルも雨が降れば違う写真になる。
だから雨も悪くない。

ヒサカキ

なんとなく、重い感じのするヒサカキの花も雨で明るく光る。

抱えすぎだろ、笑
ヤマウグイスカグラ

実はこの森を紹介するブログで春蘭が咲いていることを知ったのは昨日。それが今日の一番の目的。どうせなら雨の春蘭のほうがいい。
みつからないかもしれないが、去年咲いていたあたりを探せばなんとかなるだろうと思っていたら、案の定、かんたんにみつかりました。
しかもすでに綺麗に咲き誇っている。

春蘭もまた雨のなか
ローアングルにしても限界でした。

春蘭を撮っていると、傘をさした老夫婦が、、、
何かいるのかと聞かれるので、雨のなかを歩いている人ということもあり、春蘭と教えました。
みんなに教えてあげよう、という女性に、教えないでください、と思わず言ってしまって、一瞬気まずい雰囲気になり、盗掘する人がいるようなのでと言い訳をしている自分が悲しかった。盗掘をする人がいるのは事実で、それがなければみんなで愛でればいいのだけどね。

花びらがちった後の野良梅が冷たくされるように
椿もドラマチック
こんな切り取りをしてみたんだけど、右の開きかけが気になる。
それだけでワンカット

ワタシにとっては春蘭とともに春の使者であるショウジョウバカマも咲いていました。まだ色が薄く背が低いやつ。でも、雨だからいい感じ。

ショウジョウバカマ
薄ピンク

なんでもないブナハリタケも雨だから・・・

ただのブナハリタケ、笑

でも、やはり長い距離歩く気はない。
春蘭とショウジョウバカマが撮れて結構満足している。
このまま里経由でダンコウバイロード経由で降りていこう。

雨にむせぶ定点観測の場所

里の道端咲いていたなんでもない花もやはり雨だと輝く

あれ?ピントを間違えたかな?手前の花のほうがよかったのか?
山桜の蕾
里の柳の芽を食らう
よくわからない芽も雨に生き生きとしている
これはあまり雨感がないかな、^^;

ダンコウバイも花の数がふえて黄色が濃くなってきているようだ。
相変わらず見上げる感じなんだけど、晴れた日より花が映えている。
これも雨粒のおかげかな?

ダンコウバイ
相変わらず切り取り方は難しい
後ろに黄色のボケをいれてみた

ダンコウバイを離れて、気軽にシャッターを押す。

これはなにかな?
アオキの赤
キブシのツリー
た、卵の殻

ふいに卵の殻が落ちていた。もちろんゆで卵の殻が捨てられたもんじゃない。大きさが鶏卵よりずっと小さい。きっとこの上の木の巣で羽化したんだろう。おもわず上を見上げるけど巣らしいきものは何もなく、あったとしても写真撮影は絶対に無理に違いないと思う。

クロジに蜘蛛

クロジをみつけたので撮ろうと思ったら、蜘蛛が糸を引いているではないか。しかも水玉を咥えている。かなり面白い構図なので結構な時間を費やして遊んでいた。

よくわからないスミレ?
垂れ下がるノイバラに水滴

結構充実した撮影だったと満足しながら駐車場までもどったときに、そういえば一週間まえに蕾だったシデコブシはどうなってるんだ?と思ってしまった。思ってしまったら確認しにいくしかない。
車をセンターのほうにまわして、歩いた。
あ、咲いている。

咲き始めのシデコブシ
咲き始めのシデコブシ
まだ蕾のもいる

咲き始めはピンクが濃いのだろうか?
いずれにしろ雨に濡れたシデコブシは初めて。いい感じ。
かえりに水量の多いプチ渓流を撮って、本日の撮影は終わり。

落ち椿がいるプチ渓流

雨の日の撮影は楽しい。

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします