ついに、新たな冬虫夏草に出会う@いつもの森
台風で被害がでた地域もあるから喜んでもいられないけど、カラッ乾の森が雨で潤っているだろうから、少し期待しながら森へむかった。
と、その前に「マダニに襲われる」って記事をupしながら、その後をお知らせせずに申し訳なかったね。あれから2週間とちょい経ったけど、特に何かを発症することもないから、あの行方不明の(おそらく排水溝から旅にでた)マダニのヤツは、致命的な感染症を媒介していなかったと思う。ただちょっと傷跡が痒いけど、そんなもんはご愛想だな。反省がつづかないアタシは、グイグイと森を攻めようとしていた。
最初に目の前を飛んでいたのはダイミョウセセリ。
朝からアベックで(この言い方が昭和だとこの前指摘されたんだけど^^;)イチャイチャするから、お二人様の写真を撮ってあげようかなとおもったんだけど、撮らせてもらえなかった。
ほかは特に心にひっかからないまま歩いていくんだけど、なんとなくキノコなんかが見えたりしてかなり期待させる感じだった。
倒木なんかがあったら、一応冬虫夏草のチェックはするんだけど、これがなかなかないんだよね。
あれ????なんだろう????ってのがあってもさ・・・
そんなこんなで歩いているとツユクサが咲いていたり、アカトンボが朝陽に透けていたりするから嬉しくなってしまってファインダーを覗いたりね。
下の池では、池の水上盆栽をめでることもなく虫たちと遊び・・・
歩いていくと、あれ?ちょっと怪しい???
もしかして冬虫夏草? とりあえず写真で抑えていくか、、
もしかしたらと思いながら、ちょっと違うかな、とあきらめつつ後ろを振り向くと白い朽ちかけたキノコが、、、一応しゃがんで確認すると、その横に、で、で、でた〜!!
これは間違いない。図鑑をみながら目に焼き付けたカメムシタケだぁ!!!
カメムシタケの場合、カメムシの成虫が宿主なので土を掘ることなく落ち葉の下にカメムシがいるはず。
枯れ葉をどけてみると、でてきました。
体側の点々が特徴のクチブトカメムシのなにかかな?
まあ、よくわからないんだけどね。
周囲をもうすこし探してみたら、もう一つみつけました。
いままで全然みつからなかったのに、一つみつけると目がなれるってのは、よくあることだな。
色も形状もまえのやつと違うけど、やはりカメムシタケなんだろうね。
枯れ葉をどけてみるとカメムシがでてきました。
苦節一年半、やっと出会えたこと、しかも2つにも出会えたことに感謝しつつ、もとあった枯れ葉の下に戻し合掌して(嘘だけど)あとにした。
ここから先は、冬虫夏草で頭がいっぱいになったことは言うまでもないんだけど、そうは簡単じゃないね。
でもまあ、キノコがいろいろ出ていたので写しながら歩いていく。
緑色の傘のキノコはけっこう珍しいと思う。
茎の色もおもしろく、虫食いがなくしかもツイン。
これ、今日二番目に興奮した出会い。
多分ミドリニガイグチで間違いないと思う。
花もとった。
きっとなんでもない「ハギ」だと思うけど、光とのコラボがよかったんだよね。
そうそう、冬虫夏草ではないんだけど、ボーベリアにやられたヒグラシや毛虫にも出会いました。
虫たちもなかなか大変だな。
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