【特別支援学級担任を楽しむコツ】「担任の得意を活かす」😄【テキスト】
弥生3月に考えること
3月末日のこの時期。支援が必要な子供たちのための昨年度の個別の指導計画を読み、新年度のために教育課程を考えようとすると、ちょっとびっくりすることがあります。
個別指導計画を見て
それは、できないことが上から下までずらっと並んでいるってことです。仕方ありません。できないことが沢山あるから個別支援学級に在籍することになるのですから。しかし、実は個別の支援をしても必ずできるようになるとは言えません。できないことを普通にするというのは、3倍の努力をしても普通になる。これは会社に勤務するときにも意識していることです
学校に来ることを楽しくするには
では、児童と学習する先生が、できない所をできるようにするという視点でばかり教えたら、先生も子供も辛くないですかねぇ?少なくとも私はつらい。
先生自身の得意教科を教育課程の軸にしたらどう?
そこで、私が提案するのは!!
あなたの好きな・得意な教科を必ず教育課程の中に入れること。得意なこと・好きなことを教育課程に盛り込むことです。どんなことに自分が興味を持っているから好きなのかということを担任のあなた自身が明確にしておきます。得意な教科もどんな活動が得意なのかを明らかにしておくとよいでしょう。
イキイキした個別支援学級の教育課程を創作
今日は何だか先生が楽しそうだな!子供たちが、毎日学校へ登校してきたときに、先生がご機嫌オーラを出している学校っていい雰囲気がにじみ出ます。それは、大人も児童も今日一日が楽しみ!楽しい!と思えることにつながります。そのために、担任の先生の好きな教科を軸に教育課程を作っていくといいです!
教科ごとの教材研究の仕方
【好きな・得意な教科が国語】
漢字の教え方を工夫してみましょう。
https://plaza.rakuten.co.jp/monogusa103/diary/200602140000/
お勧め動画を作って、校内で参観できるようにする方法も考えられます。
【好きな・得意な教科が算数】
計算のスピードを測ったり、図形について調べたことを表にまとめて、分かったことを休み時間に発表してもいですね!
【好きな・得意な教科が社会】
令和2年度はジオラマを作ろうと思っています。そのジオラマを特撮カメラで撮影しながら、自分の住んでいる市についての理解を高めようとしています。
4年生には日本地図のジオラマを持たすことができるようにしたいと考えています。
5年生には鉱物標本ですね。本物の鉄鉱石をあげたいな。
6年生は齋藤先生の日本史をさとけんアレンジでプレゼント
【好きな・得意な教科が理科】
実験やノートづくり
子どもの好きを見つけて伸ばしつつ、苦手なところが目立たない支援そんな教育課程を考えていきたいです。
(おわり)