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話上手になりたいなら、聞き上手になること

みなさんは職場でうまくコミュニケーションを取れていますか。コミュニケーションって上手く話すことって思っている人が多いと思いますが、どちらかと言うと、聞き上手になる方が良いんですよ。今回は聞き上手になる方法を具体的にお伝えします。

みなさんはどうゆう人に話をしたいかって言ったら、話を聞いてくれる人だと思います。なんでかって言うと、人って話すことに対して、快感を感じるからなんですよ。だから僕らって、人が話しているところに、割って入ろうとするじゃないですか。例えば僕の同期で、めちゃめちゃ喋る新妻がいるんですけど、

「私の担当の患者さんが、本当にこうゆう人が多くて、こんな感じに今なってて、もう本当に大変なんだよね。だってさ、こんな風になって、こんな感じになって、さらにこうで...」

みたいな感じで、マシンガントークっていうやつなんですよ。

これ聞いてて、途中で

「俺もさ、そうゆう人がいてね...」

「そうなんだ。でね」

みたいな感じで、間に入っても、全然僕の話を聞かないで自分の話をバーって喋っちゃう人いるじゃないですか。
人ってお喋りがとにかく好きなんですよ。
つまり、話をさせてくれる人、自分の話を聞いてくれる人のことを、人って好きになりやすいんですよ。じゃどうやって話を聞くのかって言うところなんですが、これただ「うん、うん」とか頷いていても「ねぇ、本当に話聞いてるの?」みたいな感じで言われちゃうので、話の聞き方って言うのを知っておくと良いんですよ。

じゃあどうやって話を聞くのかっていう具体的なやり方があるんですよ。
5つあります。話を聞くときに5つの順番でアクションをとってあげると、相手は気持ち良くいっぱい喋ってくれます。

①感嘆
②反復
③共感
④称賛
⑤質問

感嘆って何かっていうと、褒めることですね。
「うわぁ、すごい」「さすがだね」「よく知っているよね」
相手の話に対して、本当にすごいなって思ったことに対して、感情を込めて言うんですよ。これをされると相手は「あっ、私のこと褒めてくれている。嬉しい」ってなって、テンション上がって気持ち良くなるんですよ。だからどんどん話したくなるんですね。
なので、まずは話を聞く時は感嘆、「すごい」とかをします。

次に反復ですね。これは何かっていうと、相手の言ったことをそのまま言い返すことです。

「昨日オリンピックのことテレビで見たんだけどさ」
「あぁオリンピックね」

「実はさ、昨日飲みすぎちゃってさ」
「昨日飲みすぎちゃったんだ」

みたいな感じで、相手の言ったことを繰り返して言うんですよ。いわゆるオウム返しをするんですね。これは心理学でいう、バックトラッキングって言う方法になります。このオウム返しをすると、話を聞いてもらえてる感が出るので、ただ「うん、うん」って頷くよりも、相手は話がしやすいんですよ。相手の話に対して、この反復、相手の言ったことをそのまま言うのをしていくと相手もどんどん話してくれます。
ただ気をつけて欲しいのが、相手の言っていることを反復していることをバレないように、さらっと自然にやってくださいね。真似されていると感じると相手は嫌がるので。ここは気をつけてください。

次にやるのが共感ですね。
「あっ、それわかる」「そうなんだよね」「おっしゃる通りで」「本当そうなんだよね」
相手の気持ちに寄り添うことをするんですよ。
人って自分の話に共感をされると、「あ、この人私の気持ちがわかってくれている」って思って嬉しくなるんですよ。
話を聞くのに大事なことって、感情の共感なんですよ。私の気持ちをわかってって言うのの応酬が、会話なんですよ。だからその相手の感情に対して、理解を示すことって大事なんですよ。
だから感情を込めて、しっかり言ってあげてください。「あ、それわかる」って

次が称賛ですが、これは感嘆と一緒で、褒めることです。
「だから、そうなんですね」「さすがですね」「初めて知りました」みたいに相手の考えや感情に対して、素直に褒めることが大切です。

最後、質問ですが、相手に話に質問を入れると、相手はさらに話がしやすくなります。
よくあるのが「質問が思いつかない時はどうしたら良いですか」って言うことを聞かれますが、そうゆう人って考えすぎで、別に難しい質問とか良い質問をしようと構えなくて良いんですよ。単純に自分がわからないことを聞くと良いですよ。

例えば、
「昨日さ、親戚のおじさんのところに行ってご飯ご馳走になったんだけど、そのときにいっぱい飲んじゃって、今日声出ないんだよね」
「あ、親戚のおじさんのところで飲んだんだ。どれくらい飲んだの?」
「何を飲んだの?」
「親戚のおじさんとはよく飲むの?」

とか今の会話の中でわからない部分があるじゃないですか。そうゆうのを素直に質問すると良いですよ。
よく人って知ったかぶって、わかったふりをする人がいますが、あれはやめた方が良いです。
わからないことは、素直にわからないから、教えて、って聞く方が好感をもたれますよ。
また人って教えるのが、好きな生き物なので、さらに喜ばれます。


ぜひ参考にしてみてください。

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