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読書ができない人に知っておいてほしいこと、時間の使い方について

ここ最近いろんな人とお話しさせていただく機会があるんですが、
みなさんからよく聞くのが、「最近本を読めていない」って言う言葉なんですよね。
今回は僕がどうやって読書をやっているのかと、みなさんがどうやってやるべきことを集中できるようになるのか、
集中をする方法についてお話しします。

結論から言います。「今」この習慣を生きることです。
意味わからないですよね。大丈夫、ちゃんとわかりやすく説明しますから。

古代ギリシャには時間を表す言葉が二種類あると言われているんですね。
それが

・クロノス
・カイロス

クロノスとは、時計の針そのものを表す時計です。つまり誰にでも平等に流れる時計の針の時間のことですね。
カイロスとは、物理的な時間の定義ではなくて、主観的な時間の流れのことをいうんです。
簡単にいうと、「2時間そこに立ってなさい」と言われたらものすごく長く感じるけど、好きなものをやっている時って時間を短く感じるじゃないですか。同じ2時間でも、時間の感じ方が主観的に変わるでしょ。これがカイロスです。

大事なのは、このカイロスの時間、「今」この瞬間を生きる時間をいかに作れるか、っていうことなんです。

もしあなたが読書に集中できないなら一つ聞きたいんですけど。

目の前の本にだけ100%集中していますか?

例えばスマホの通知が来たり、明日のことや、今日の夜ご飯のこととか考えながら読書したりしていないですかね。

当たり前ですが、集中すると決めたからには100%の注意を向けた方が効率はいいです。
余計なところに考えるエネルギーを持っていかれてるのは、もったいないんですよね。
集中が分散されればそれだけ効率が悪くなるからね。

だから集中の対象を一つにして、持てる力を出す感じで読書をやると、1日2、3冊は読めちゃうんですよ。

「そんなこと言われてもなかなかできないよ。家のこともあるし。仕事もあるし」
って思う人がいると思います。

でも大丈夫、集中はテクニックなんですよ。
このテクニックについてお話ししますね。
ポイントは3つだけです。
超簡単です。

①今、何が重要かを考える
仕事で考えるとわかりやすいかもしれないですが、
例えば自分の机に帰ってきた時に、やらなくちゃいけないことに襲われることってあると思います。
僕だったら

・カルテ書かなきゃ
・どれだけ売り上げが上がっているのか計算しなきゃ
・プレゼン用の資料を作らなきゃ
・今週の予定を確認してイレギュラーが来ても対応できるように時間を確保しなきゃ
・患者さんの退院調整をしなきゃ
・カンファレンスの資料作成と、方向性を決めなきゃ

とかを大体毎週考えるんですよ。
そうゆう風にやることが多い時に混乱しないで、ゆっくり目を瞑って考えるんですよ。

「今、何が重要か」

②未来を頭の中に考えない
今、何が重要かを考えたら、次に未来を考えないようにします。
考えてみればわかるんですけど、未来も過去も決して触れられないものなんですよ。
だからそこをいくら考えてもはっきり言ってしょうがないんですよね。
もちろん目標を立てたりするのは大事です。
ただ僕らの時間には「今」しか存在しないんですよ。
僕らが行動を起こして変えられるのは、今ここにおいてだけなんですよね。
つまり考えるべき、やるべきは「今」だけなんですよね。

そこで今に集中するためにどうしたらいいのかというと、
今、何が重要かをリストアップしてください。
なんでもいいです。LINEを返す、Twitterのリプをする、晩ご飯のメニューを考える…
それらを書いたら、今すぐやること以外、線で消してください。
次に

・今すぐ必要ないけれど、重要なこと
・この先やりたいこと

をリストアップします。

③優先順位をつける
リストアップしたものを、番号をつけて優先順位をつけて行動していくだけです。
ほら、簡単でしょ。
こうすれば一度に一つのことだけに集中して終わらせることができます。
もしこれを仕事でやっていて、途中で無駄な仕事を降ってくるような、邪魔をしてくる人がいたら、
「後にしてください」
「他の人に言ってください」
「いやです」

と言って断りましょう。

今、ここを感じられるようになるとびっくりするぐらいパフォーマンスが上がります。
こうすれば読書も楽勝に終わりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。

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