
情報を細分化しないと、ホウレンソウすらできない人になっちゃうよ
▼音声を聴きながら、読むとより理解しやすいかも
情報ってめちゃめちゃ大事なのは、もちろんわかると思うんですけど、たまに情報というのを勘違いしている人がいるんですよね。
今回は、そんな情報というものの解説をしていきます。
まず情報を伝えるというのは、社会人でよくいわれる「ホウレンソウ」ですよね。
報告・連絡・相談ですね。
そんなの知っているよ、って思うかもしれないですが、これがまじでできない人が多いです。
ホウレンソウって、情報の伝達のことなんですが、まず情報って特徴があることを知っておいてほしいんですよね。
情報には3つの特徴があって、
①鮮度
②一次情報、二次情報
③根拠
なんですよね。
①鮮度についてですが、情報には鮮度があります。
魚と一緒で、腐ったら使い物にならないんですよ。
つまりどれくらい前のものの情報なのかで、価値が変わってしまうということです。
例えばですが、連絡を受けた内容が、1週間前の出来事か30分前の出来事かで、使える情報かどうかが変わりますよね。
僕は医療従事者だから、特にあるんですが、1週間前の患者さんの情報なんて対して役に立たんわけですよ。状態は日々変わるからね。
でも30分前の情報であれば、「それはこれが原因かもしれないから、こんなリスクが考えられるから、こうしよう」みたいに、リスクを回避する情報として使えるわけですよ。
つまり情報には情味期限ある、生物だっていうことですね。
いつまでに知っていなければいけない情報なのかを把握しなければいけないんですよね。
②一次情報と、二次情報ですが、一次情報というのは、自分の経験や体験から得た情報です。二次情報というのは、間接的に得た情報、つまりネットのニュースとか、又聞きとかで得た情報です。
これって当たり前なんですが、一次情報の方がはるかに価値があります。
なんでかっていうと、まず信用度が違います。
例えば「YouTubeなんて今更やっても今いないよ」という言葉が
実際にYouTubeをやった人と、ネットでそれっぽい情報を聞いた人が言ったことでは、言葉の重みが違いますよね。
ちなみにYouTubeは使い方次第かな、と正直、僕は思いますよ。
余談ですが。
つまりですよ、情報としての信用度をあげたいなら、まずは体験・経験したものをもとに話すことが大事なんですよね。
③根拠ですね。
ここは良くあるのが、個人の思い込みから言っているのか、科学的根拠を持って言っているのかが大事になるんですよ。
僕の情報の場合は、個人の経験、つまり一次情報と、本から学んだ根拠から話すことが多いんですが、世間的にいわゆるバカと呼ばれる人たちは、個人の主観的な思い込みで話されることが多いですね。
よくあるのが「普通は」とか「常識でしょ」とか「当たり前だから」という言葉ですね。
これはただの思い込みであり、根拠がないのと一緒なんですよね。
なので、情報の出所、もしくはその情報はどうやって手に入れたのかというのも大事になるんですね。
これはこうゆうふうに手に入れて、こんな根拠があります、ってなったら信用度はグッと上がりますからね。
ここまでで情報についての説明をしましたが、じゃあ情報をどうやって正しく精査するの?って思いますよね。
これはシンプルですが、相手の話している内容でわからないことがあったら、疑問をぶつけるということだと思います。
例えばみなさんも良くあると思いますが、部下から報告や連絡を受けた時に、
「それって、あなたの見解なの?それともきちんと調べて根拠を持って言っていることなの?」と思うことありませんか?
僕もこないだ報告を受けたんですけど、
どうやら看護師さんと患者さんが言い合いをしていたらしくて、詳細を確認したいから、看護師さんに話を聞きに行ったんですよ。そしたら看護師さんが
「あの患者さんはこんなわがままを言っていたけど、認知だから」って言い切ったんですよ。
いやいや、その時に誰がどんなフェアな言い方をして、相手からはどんな言い方と、どんな反応があったのか、聞かないと精査できないでしょ、って思うんですよ。
これは情報としては、はっきり言ってゴミなんですよね。
価値がないんですよ。
人に伝える情報というのは、きちんと根拠を持たせるというのが大事なんですね。
なので、相手に情報を伝えるときは、どうゆう伝え方をしたらまずいのかをきちんと押さえておくと良いとも思います。
もう一度軽くいうと、情報は、鮮度と、一次情報なのか二次情報なのか。そして根拠は何か、これがとにかく大事なので気をつけてください。
今回はお勧め文献が
「コミックス版 残念な人の思考法」になります。
残念な人とはどんな人なのか、情報の伝え方だけではなく、いろいろな残念な人を教えてくれる本なので、残念な人ってなんだろうって気になる方は呼んでみてください。
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