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【名著を解説】天才の思考が身に付く『マッキンゼー 式ロジカルシンキング』

▼音声を聴きながら読むと、理解しやすいかも


天才の思考って書きましたが、仕事をする人、頭の良い人がする当たり前の思考を今回はご紹介します。

ロジカルシンキング、論理的思考です。

まずね、マッキンゼーですが、これは何かというと、マッキンゼーアンドカンパニーっていう会社で、世界最高のコンサルティングの会社です。

あらゆる企業の課題や問題を解決していく、会社になります。
ここの会社は「アップオアアウト」「成長できないものは去れ」という源流が会社で流れているから、社員の質がめちゃめちゃっ高く、常に深く考えるトレーニングをしているんですね。

そのマッキンゼーが世界一な理由が、ロジカルシンキング、つまり論理的思考を徹底してやっているからなんですよね。

そんなマッキンゼーで実施している、論理的思考が学べる放送が今日の放送になります。

この論理的思考ができるようになるとね、仕事で重宝されるんですよ。
何でかっていうと、ほとんどの大人ができないから。

社会に出るとわかるけど、周りの大人って本当に何も考えないで、思いつきレベルの発言ばかりだなって思いますよ。
全然深く考えていないんですよ。

逆にいうと、ちょっと深く考えるだけで、周りとの差をつけることができるようになります。

そんな「ちょっと深く考える思考」を今回は一緒に学んでいく感じですかね。

で、この論理的思考というのは、仕事をする上では基本ベースです。
当たり前に備えているオプションになります。

特に頭が良い人とか、優秀な人は、当たり前に持っているものです。

だから仕事ができるようになりたい、とか頭良くなりたいなら、まずはベースで身につけるべき能力になります。

論理的思考って聞くと、なんか難しそうなイメージがあるじゃないですか。
でもこれって、全然そんなことはなくて、実はね、超簡単なことなんですよ。

論理的説明って、言い換えると相手に「なるほどね」って思わせれば、良いだけなんですよね。

「え、それだけ?」

って感じがするでしょ。

そう、それだけです。

これなら誰でもできそうな感じがするじゃないですか。
でも何で、みんな「論理的思考」とか「論理的説明」って聞くと難しそうなイメージがあるかというと、これはね、周りにいるバカな大人のせいですね。
特にあほな上司とかね。

仕事をしていると、

「もっと論理的に説明しろよ」とか
「君の説明は論理的じゃないから、何言っているかわからない」とか

言われたことありませんか?

こう言うふうに、上司とか上の立場の人間が、部下をなじる時、もっと言えばマウントをとるときに使うんですよ。

職場で、人格否定とか能力否定に近い言い方をされたりとか、一方的に否定されることが多いから、部下も萎縮してしまうことがあるんですよね。
これは仕方ないです。

で、大抵の場合は、上司もよくわかっていないです。部下に指摘できるほど自分も考えていないんですよ。
何がどう悪いのか、何がどう不足しているのか、それが自分でも説明できないから
「もっと考えろよ」って言ってくるんですよ。

もしこう言うふうに、「もっと考えろよ」「君の説明は論理的な説明じゃない」とか言われたら、その上司にはついていかない方がいいだろうな、と思います。
その上司ははっきり言ってマネジメントが下手すぎるんですよね。

なので、そう言うあほにマウントを取られないためにも、論理的思考、ロジカルシンキングを学びましょうか。

まず結論から言いますね。
論理的思考は
「これがこうだから、こうだよね」
っていうやつです。

ほら、超簡単でしょ。

これだけだとよくわからないと思うから、細分化して、きちんと言語化して説明しますね。

論理的思考を実施するときに考えることが3つあります。

①深く考える
②既成概念、固定概念に囚われない
③具体的に実行する姿勢

この3つですね。

じゃあ簡単な例で言うと
「ちょっと遅くなったけど、今度新年会をやろう。くる人は、コロナで少ないから10人でやろう。今回は賞与が少なくて、あんまりお金をかけたくないだろうから、1人3000円にして、お店には予算30000円っていうことでお店には伝えよう」

これでも十分、論理的思考なんですよ。
さっき言った「これはこうだからこうだよね」の説明になっているでしょ。
ね、誰でもできる。
子供でもできるし、毎日みんなが当たり前にやっている思考なんですよ実は。

でも仕事だと難しい単語とかね、人にマウントをとって、いい気になっている裸の王様的な、上司がいるせいで、難しく感じているだけなんですよ。

じゃあここから、もうちょい難しい話で、例えば仕事でありそうな話にしましょうか。

ラーメン屋さんをやるとなったときに、どんなラーメン屋さんをやろうかと悩むと思うんですね。

例えば、コクがあるけどさっぱりしたスープにして、麺の素材を変えて、カロリーを抑えつつ、食べ応えがあるラーメンにしたいなってするじゃないですか。
値段は大体1000円ぐらいで、美味しくて、健康志向のラーメンをしたら差別化ができるんじゃないか、って思ったら、ここで論理的思考を使うんですよね。

さっきの「これがこうだったらこうだよね」で深く考えて、具体的な行動に落とし込んでいくだけです。

そうしたら課題が出ますよね。

・どうやって美味しいスープを作るのか
・どうやってコクとさっぱり感を出すのか
・どうやってカロリーが低い、麺を作るのか
・どうやって素材を安定供給するのか
・どうやってラーメンの原価を上げずにやるのか
・どうやって認知度を上げていくのか

みたいに実現するために必要な事を、深く考えて行動にまで落とし込むんですよ。

考えるクセがない人は結構疲れちゃうと思いますが、この考えるクセがとにかく大事なんですよ。

難しいことはなくて、どれだけきちんと問題点を捉えて、深く考えて行動したかが、論理的思考には大事なんですよ。

このときに気をつけるのが、全部を疑って深く考えるということですね。
「あれはこうに違いない」「あの人の言うことは信用できない」とか
自分の中の固定概念も、世の中の常識とか既成概念も全て疑って、細分化してください。

ここの言語化が下手な人ほど、浅はかな案で終わることが多いので、細かく言語化して、実行するを繰り返すのが、論理的思考を身につける方法なんですよね。

で、論理的思考を身につける、テクニックがいっぱい載っているのがこの本になります。

気になる方は読んでみてください。

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