本やYouTubeばかりから、情報をとらない方が良いよ
▼音声を聴きながら、読むとより理解しやすいかも
今回は情報の取り方のお話ですね。
まぁ本ばかり読んでいる僕が言うのはなんなんですが、本とかネットとか、それこそYouTubeとかだけで情報をとると、考え方が固執するよ、と言う話ですね。
僕はスタンドFMという音声で、情報配信をしているんですが、時々コラボと言って、いろんな方をお話をさせていただく機会があるんですね。
彼ら、または彼女たちと話すと、やっぱり勉強になるんですよ。
自分が知らなかったことを教えてくれるし、もしくはすでに知っている情報を別の角度から使っていたりして「はぁ、なるほど、その考え方があるのね」っていう感じで、新しい気づきがあるんですね。
なので、僕は結構いろんな方とお話しするっていうのは、大事だな、と思うんですね。
特に年齢を重ねると、どうして考え方って自分の中で固執しちゃうんですよ。
これなんでかっていうと、自分の今までの経験から、考え方が定着しちゃうからなんですね。
人間の脳って、考えるのがめんどくさいんですよ。
だから、その都度考えるコストを支払う代わりに過去の重要な出来事が、その後の選択にもいろいろな影響が出ちゃうんですね。
心理学者のアブラハム・マズローさんも言っていますが
「ハンマーを持つ人には全てが釘に見える」と提言しているんですよ。
これどうゆう意味かって言うと、1つの手法が定着してしまうと、そればかりを行ってしまうよ、と言う意味なんですね。
実際にアインシュタインが相対性理論を提唱してから、その後に量子物理学を考えているんですけど、その時にどうしても相対性理論のことを切り離して考えることができなくて、量子物理学を考えるまでにかなり時間がかかったと言われているぐらいなんですよ。
つまり1つのやり方や考え方に、僕らは固執しがちだということを覚えておいた方が良いですよね。
こうゆう人たちのことを概念的イノベーターと呼ぶんですね。
概念的にイノベーターって大胆なアイデアを思い描いて実行する人たちのことなんですけど、その1つの業績に固執しすぎて、考え方に柔軟性がなくなっちゃうんですよね。
こうなると、新たな独創性な発想であったり、オリナジナリティ、つまりみんながあっと驚くようなアイデアとか、新鮮な考えが出なくなっちゃうんですよ。
こうなると、価値観の押し付けをする、頭の硬いおじいちゃんになっちゃうので気を付けないといけないんですね。
そうではなくて、考え方が柔軟になるように、いろいろな人の話を聞いて、自分の考え方を変えていくことが大事なんですね。
変えるというか、アップグレードですね。
こうやって、新しいことを学んで改善していく人のことを、実験的イノベーターと呼ぶんですね。
実験的イノベーターの人は、試行錯誤を繰り返して、問題解決を行いながら、学んで進化をしていく人なんですよ。
あらかじめ計画を立てるというよりは、進みながら、解決策を考えて、どんどん進んでいく人ですね。
実際の例で言うと、キング牧師なんかがそうですね。
キング牧師は15歳の時に「公民権」について演説を行って、35歳には「私には夢がある」と演説しているんですよ。その後数十年かけて、自分のビジョンを伝え続けて、試行錯誤を繰り返していった方なんですよね。
経営管理学の研究者であるカール・ビィックさんが言うには、キング牧師は「古いものを新しい組み合わせに取り入れて、新しいものを古い組み合わせに取り入れてきた」と言っているんですね。
つまりですよ、実験や試行錯誤を重ねるほど、僕らは自分の過去のアイデアに制約されないで、オリナリティが身につくんですよ。
第三者やデータから学んで、自分の考えをアップグレードしていくことで、狭い視野に囚われることがなくなるんですね。
なので、本ばかり読むんじゃなくて、いろんな人と話す方が良いよ、と言うことなんですね。
▼今日のおすすめの文献
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